カテゴリ:本
世界を見渡すと、つい先日まで各地で戦争が起こっていて、それは日本にとっては、対岸の火事のような感覚でした。
でもその日本も、1945年に戦争を終えるまで、戦争をずっとして来ました。 僕の両親や祖父母なども、戦争経験者です。実際に戦地へ赴くことは無くても、空軍の侵攻により、爆弾が日本の各地に落ちたからです。 この本には、その爆弾による壮絶な生々しさも書かれていますが、著者が本当に伝えたかったのは、戦争の無惨さややり切れなさは、実際に戦争を体験したもので無ければわからないけど、その悲惨さを二度と起こさないように、後世に伝えたかったのだと思います。 今、国会で集団的自衛権を始めとする、平和な日本の歴史を塗り替えるかもしれない法案が審議されています。 戦争によって得をするのは、一個人では無いことをしっかり心に刻んで、戦争で死ぬリスクを絶対に避ける道をこの国は歩んで欲しいと思いました。 戦争で死ぬ、ということ [ 島本慈子 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.06.06 19:51:34
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