カテゴリ:介護関連
昨日の日記で、犯人の殺人行為を問題にしましたが、もしかすると犯人本人以外にも責任はあるのではないか、と思います。
本人には上司がいたはずです。その上司による管理はきちんとされていたのか、職員の悩みの相談に乗っていたのか。もし上手くいかない時は、解決策を講じていたのか。 学校を卒業して介護の仕事に就くことは、大変な事が多いと察します。 それは利用者との人生経験の差があるからです。 職員がどう対処して良いかわからない時にそれをフォローする仕組みがあるのかどうか。 職員の言うことを聞かない、手間のかかる利用者に対して接した方を施設側が教えているのかどうか。 僕の父も施設に入っていますが、以前、ベテランのケアマネージャーが交替して、40前後の若いケアマネージャーになった時がありました。 その人はあまり慣れていないのか余裕が無く感じたのですが、それが施設の中にも影響を及ぼして、ある時面会で施設を訪れた時に、職員の怒鳴り声やダメ口を聞きました。 職員の気持ちが荒れると、それは利用者に跳ね返ります。 その後、新しく来たケアマネージャーは退職しましたが、交替の挨拶もありませんでした。 その間、もしかすると何らかの利用者に対する暴言などや、きめ細かいサービスも失われていたのかもしれません。 転落事故を起こした犯人の資質が殺人の原因になるでしょうが、組織の中の環境も重要視しても良いと思います。 介護を目指す人達が、使い捨てとならないように、また、将来施設入居を考える人達が安心して暮らせるように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.02.18 14:55:03
コメント(0) | コメントを書く
[介護関連] カテゴリの最新記事
|
|