カテゴリ:本
東野圭吾さんの「夢幻花」を読み終わりました。
昼休みや仕事帰りの電車の中で読んでましたが、考えてみると本を読んでいる間は、何とも言えない至福の時間だったと思いました。 小説の始めに、殺人事件が起こりますが、その事件は半ば過ぎまで何も関係の無い出来事のように思わせます。 過去から現在まで、いろいろな出来事の中で、従兄弟の死、祖父の死を追う孫娘と、一緒に探す友人残りました行動が、事件の解決につながっていきます。 この話は、結末を知らない方が、読んだ時の楽しみが得られるので、詳しくは言えません。 しかし、最後に、自分を受け入れてもう一度頑張る、孫娘の梨乃と友人の蒼太の決意が印象に残りました。 祖父が誰に殺されたのか、蒼太が昔好きになった少女は何で突然自分の前から姿を消したのか、朝顔は一体何を意味するのかなど、謎だらけで予想が付かない展開が、まさしくミステリーだと思います。 最後に原発の話も少し出てきました。 日本は原子力という道を選択した以上、今後それを使用するしないに関わらず、将来も関わる人は必要になるということです。 夢幻花 [ 東野圭吾 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.10.29 11:27:05
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