『生きてるだけで100点満点』!!
ラジオで久々に目頭が熱くなりました。群馬県の助産師さんのお話です。県内の小中学校で命の大切さを子どもたちに伝えたいとがんばっていらっしゃいます。まだ年若い10代の犯罪が報道されます。その方は30年間に1000人ほどの赤ちゃんをとりあげたそうですが、「感動をもって生まれてきた赤ちゃんがわずか10年そこそこで!!、犯罪にまきこまれたり、自ら犯罪を犯してしまう立場に追いやられてしまう」ことはひょっとして、「自分を好きになれない」「自分なんか」という気持に追いやられてしまっていることが(背景に)あるのではないか?とお考えのようです。「命の授業」(と私が勝手に思う)の中で、実物大の3ヶ月の胎児を抱かせたり、胎児の心音を聴かせたりしているとのこと。〔タイトルはその方が出版された本の題名〕実物大の3ヶ月の胎児の大きさって3cm位しかないそうで、そんな小さな胎児がこんなに大きくなったのは、自分が頑張ったからなんだよ!(胎児の心音はすごく速いのですが、)それがそんなに速いのは、大きくなるためにはー生まれるためにはー頑張らないといけないから一生懸命速く打っているんだよ!子どもたちは「生きてていいんだよ」というメッセージを受け取り、自分を肯定的に受け止めるようになる、あるいは「自分が好きになる」子が多いとのことでした。「自分が好きになる→自分を大切にする」「自分を大切にできない人は他人も大切にできない」とも・・・『お母さん一人の力で生まれてきたんじゃない、自分が(生まれたいという)強い意志を持っていたから生まれてきたんだよ!』私も久々に胎児の心音を聴いてーうるうるーしました。。子どもが生まれたときの感動を、昨日のことのように思い出しました。出産してしばらくの間は赤ん坊の泣き声を聞くたび自動的に目が潤んでしまったものです。テレビでみどり児の映像が流れるだけでも・・こんなに愛すべき対象は他には見当たらない、と誰もが思うと思います!!「すべての赤ん坊は愛されるために生まれて来る!」それを社会が全面的に応援するようなシステム・・というのを夢想しています。