「お前は人間じゃない、動物だ」ってどっちが?・・
昨日の「クローズアップ現代」は外国人の研修生の実態をとりあげていました。研修生とは名ばかりで、安い労働力として中小企業に体よく使われている!!実態です。最低賃金の半分以下の給料で、朝8時から夜中の1~2時まで!働かされていたり、逃げられないようにパスポートや預金通帳まで取り上げられていたり、酷いところではトイレの時間を1分いくらとお給料から差し引くのだとか!!まるで昔のたこ部屋・・・そういう状況におかれたある女性が、上司から?タイトルのような暴言を浴びせられたと言うのです!どっちのセリフだ!と叫びたくなりました。人間を人間扱いしないことこそ、卑しい非人間的なことではないでしょうか?こんな恥ずかしい人たちしか知らずに、日本人はこんなに酷い人たちなのか?と彼女たちが考えてもおかしくないし、日本は酷い国だと考えてもおかしくない、と思いました。始めは国際貢献という美しい目的があったのかもしれません。しかし、ホントは安い労働力が目的だったのですね。外国人を搾取するのが目的だったのだということでしょうか。どこが国際貢献???研修生と言えばやがては両国の架け橋にもなりうる、貴重な人たちではありませんか?その人たちを両国の宝として大事にするならわかりますが、「動物」!扱いだなんて!!!経済力があるということは人間的にりっぱであるということの証にはならないし、いばって人のことを「人間ではない」なんて言う権利も与えられるものではないですよね。経済力がものをいう社会であることは健全な社会とは言えないような気がしてきました。