売れるかどうか、その2
お昼のネットで読む新聞がいつの間にか産経になっていて、最近はそれを読んでいます。その中で気になった記事が、例の「赤福」問題でした。その記者は赤福に恨みでもあるのか、北海道のミートホープ社より悪質だとしていろいろ意見を述べています。解凍したものを生ものとして販売することで、「1個あたり30円安いものとして計算すると、650万個売れたから約2億円を消費者から騙し取ったことになり、許せない」、「マスコミも政府も野党も及び腰で赤福が怖いのだとしか思えない」?ミートホープより悪質かどうかはどこで判断されたのかわからないところですが、2億円騙し取ったから悪質だといいたいのかもしれません。でもなんだか釈然としない・・・その2億円は650万個を捨てていたら、消費者から赤福にはわたらなかったかもしれないが膨大なゴミは生じてしまうわけで、その分、値段が跳ね上がる、という結果になるのではないでしょうか?捨てる分の費用も上乗せさせないで売り続けるということは不可能だと思われます。そうしたら結局高いものを買わされるはめになりそうです。もちろん、偽装を奨励しているのではなく!、←間違ってもそんなことはごめんであります。ミートホープより悪質だというのがどうも腑に落ちない、というだけなのです。。。本題はどちらがより悪質か?ではなくて、比べるまでもなく、どちらも悪い、ということのはず。解凍したものでも十分おいしいのだということを今回のことは証明したようなものだと思うのですね。それを、産経さんが計算してくれたように、30円ほど安く売ればいいのだと思います。偽装が後をたたないことの理由の一つに、「生もの幻想」「ブランド志向」ということがあると思うのですが、それも問題だと思います。「生ものも解凍したものも、それほどの味の差はない」とか「ブランドものも大してありがたくない」ということが一般的になれば、偽装をしてもうまみがなくなります。しかし、これは大変難しいことかも。。偽装をしても儲からない!という風にならなければ本当には偽装はなくならないんじゃないか?という気も一方ではしているのですが・・・・ということでこんな社会を変えていきましょうと言いたいのでした♪