ラジオ夕刊を聞くのも最後です・・
来週からは違う番組になるとのことで。そこで学習指導要領のことを聞きました。何でも、公開の話し合いで決まったことが一ヶ月の間に密室で変わり?3点ほど違った点があるのですと。その一つは「『君が代』を全学年で指導する」となっていたところを「全学年で歌えるように指導する」と変え、二つ目は愛国心の記述が踏み込んだものになっていて、三つ目は神話を小学校の学習に取り入れるのだとか。これだけ大きな違いを公開しない場で決めるのはそうあることではない、何が1ヶ月の間にあったのか?と解説の方が訝しがっておられました。内心にまで踏み込むのはやめようという主旨で、「国を愛する態度を養う」と教育基本法の表現はなっているのに、(これも問題ですが)さらに一歩進んで、内心の自由まで認めない、「愛国心を持たせるように指導する」というのですから、憲法も真っ青です。全体を貫いているのは国、国、国・・・国であって、人ではない。人権も国家の前では手も足も出ない・・国家という名で、どんな人権抑圧がやってこようと、ー愛国心がないのか?ーの一言で黙らせられる時代がもうそこまでやってきている、ように思えます。今、愛国心なんか学校で教えている場合じゃない、と現実は言ってるように思うのですが。人の命が大事だと教えることと、愛国心はどうしても 相容れない!!愛国心のいっぱいあふれていた、戦前を思い出してみたらいい、「人の命より、お国が大事」その一言で何も物がいえなくなり、戦争に加担させられていった過去はそんな昔のことではありません。子供たちに愛国心を強要することは絶対によくない!!何を思うか、まで国家に指導されなくてはならないのでしょうか?そうなったら、ーこんなことを思ったらいけないのかな?ーなんてびくびくしながら生きていかなきゃいけなくなる子は出てこないかしら?国家に意見の言えない、どこかの国みたいにならないか?子供に教えなきゃいけないとしたら、自分が愛されている、ということ、人生は素晴らしいものだということ、それには生きていなきゃいけないこと、助け合わないと人は生きていけないこと、そして、助け合いの中に人生最大の慶びがあるんだよ、ということ(これは私の考えの押し付けだけど)この中に愛国心など必要ないどころか、世界中の国々と助け合って生きていく上で、邪魔にすらなることもありそうで。。これからの社会を担う子供たちには愛国心より愛郷心、愛地球心を!と強く思います。