素朴な疑問・・・?
読売新聞を読む機会がありまして、その記事の中で、『日本人の宗教観』について17、18日に行われたアンケート結果が報告されてました。定期的に行われているアンケートで、13回目とのこと。その中の何らかの宗教を信じる人・・・26%信じない人・・・・72%の結果には少し驚きました。もう少し信じている人が多いかな~と思ったもので・・それか、はっきり無神論者かどうかという聞き方なら違っているかも、とも思いつつ。。不思議に思ったことそれは宗教を学校で教えることについて、反対なのは7%のみ。内容的に何を教えるのが良いか、という問いに{細かい数字を忘れまして(-_-;)}『人の命や自然を大事にすること』70%以上が賛成『宗教の歴史について』30%以上が賛成。。との結果だそうですが。ところで、「人の命や自然が大切だと教える」ことは(恐らく反対する人はいないでしょう)“宗教”なのでしょうか?教えるべき宗教の内容は、あらかじめいくつかの選択肢が用意されていて、それに賛成か反対かを答えてもらうようになっていないのでしょうか・・そうでないとしても、宗教の授業が“命”の授業?命の授業はそんなものではないはず・・・以前、助産師さんの、学校への出張授業をとりあげたラジオ夕刊の番組を紹介したことがありましたが、あれこそが「命の授業」と呼ぶにふさわしいように思います。命の大切さにかこつけて、宗教を学校の授業に取り込もうなんて、―しかも、アンケート(大勢の、70%以上の意見?)にその正当性が裏付けられているように装いながら―子供たちをわけのわからないものにひれ伏させようって魂胆が見えるような気がするんですけど・・・