中絶したい人はいない
アメリカの大統領選で、共和党の副大統領候補になっているペイリン氏。彼女がとても人気らしい。人気の理由は、妊娠中にわが子がダウン症とわかってもちゃんと出産。娘が結婚前に妊娠しても、ちゃんと相手の男性と結婚させて(?)出産を応援・・・とかいったことが、保守的な人々に熱烈に?支持されているのだとか・・・(今朝のラジオで聞いた内容ですが、正確ではないかもです)中絶禁止を唱えている人たちは、いいます。「命は神に与えられたものだから、大事にしないといけない」そのことには特に異論は唱えないことにします。命は大事にしないといけない。しかし、結果だけ罰してみても命を大事にしたことにならない、と思います。中絶したい人はいない!!誰も傷つかない方法は、望まない妊娠はしないこと、させないこと。これしかないのでは・・・そのためには、中絶を禁止することがベストなのではなく、―それで傷つくのは女性―中絶を認めればいい、のでもなく、―それで傷つくのも女性―女性も男性も、お互いの性を(生を)大事にする、大事にし合う、という社会にするしかないんじゃないか、と。思うのですね。。そのためには、生を大事にする社会、をつくらなくては!!!それは人間を大事にする社会、それこそが本当の意味で命を大事にする社会だし、それは「人の命をお金に換算しない社会」であると思うのです。(今はお金のあるなしで、命の重さが大変違っている社会ですから)「中絶反対を叫んでいれば命を大事にしたことになる」、わけではないと叫ばざるをえません。