「人が作った神」
という言葉にお目にかかりました。人が神を作ったのか、神が人を作ったのか、どちらかが正しいのだとすると、どちらかが間違い、ということになるでしょうか。それとも、どちらも間違いだということになるのかな?どちらも正しい、ということにだけはならないのでしょう。神が人を作ったとして、神はここ地上にたくさんいるわけで(信じられている数だけ神がある?)、それぞれの神が自分を信じてくれる信心深い人々をそれぞれの地にお作りになったのでしょうか・・それはあまりに都合が良すぎて変ですが・・神はもしかして、「自分のために闘う人間」が欲しかった?神がもし人のためにあるなら、なぜ、宗教が戦争をとめることができない?それどころか、戦争を認めるというより、進んで宗教者が戦争を行っている!!としか思えない。戦争を認めるような神様が悪いのか?いや、戦争を始めるのは人間。神の名の下に・・・神は逆に人間に利用されているのではないか?地球が生まれて46億年。人類が生まれて20万年と聞きます。地球の歴史を一年にあてはめて、今年の一月一日に地球が生まれたとすると、人間が生まれるのはちょうど今日、12月31日の午後11時40分頃とかいう話です。まだ生まれていない・・12時までの間の、その20分弱の間に作られた(かもしれない?)神様のために、人は争っているのでしょうか?あらゆる宗教は人の命を奪ってはいけない、と教えているのに、宗教は戦争をとめることはできない。宗教があるために戦争が避けられない、という状況すらある!!宗教が悪いと言うより、神が悪いというより、対立を克服できない、こんな社会を作っている人間そのものに問題がありそう。ここでも、社会を変えようとしない限り前に進めない、ように思うのです。今日もまた、共生の社会を~と叫ぶだけですが・・また一年が終わろうとしています。皆様、よいお年を!!