『おとうと』をみました
私が小百合ファンでつれあいが鶴瓶ファンで、ということがなくても、この映画は見たい、と思いました。50歳以上の夫婦割引の切符で入ろうとしたとき、係の方に「年齢を確認できる」ものの提示を求められもちろん、マニュアル通りなのでしょうが、心の中で笑ってしまいました。どうみたって「50代にそろそろ別れを告げよう」というつれあいは頭の具合からしても、年齢以上に見えるのです・・・と、そんなことはともかく。見終わって感想を述べ合う中で、小さい頃の自分の空想癖を突然、思いだしました。物心ついた頃は、居心地のいい空間というものがなく、一人になって「ありうべき未来」に自分をおいて自らなぐさめていた、なんてことがあったな~なんて。。。誰かきちんと自分に対して、向き合ってくれるような人が欲しかった、そんな気がしていたような、気がします。今も、そんな空想の続きを夢見ているのではないか?とそんな気になりました。といっても、空想の中身は違います。今は、向き合ってくれる人がほしいのではなく、「お金をもらってする仕事はいやだな~」「お金のことは関係なく、ただ単に助け合い、だけでどうして生きていけないんだろう?」そんな風に生きていくために何が必要なんだろう?自分にできることは何かないだろうか?そんな夢みたいなことをずう~っと考え続けて来たような気が・・・映画の内容とは関係ないように思えるかも、ですが。。。