「ニンビーの袋小路」
とは今朝のラジオで初めて聞いた言葉です。平野次郎さんの解説によるとサッチャー政権時代のイギリスのグラスゴーで生まれた言葉だそうで。グラスゴーに線路を敷設しようという政策に、騒音とか環境が悪くなるとかで反対して、「自分の所の裏庭には来てもらっては困る」=「Not In My Back Yard」ということで「自分の所に来てもらっては困る」という運動をニンビーと呼ぶのだとか。普天間基地の移設問題はそれと一緒にして欲しくないな~と思いつつ、徳之島の反対運動を見るまでもなく、どこの場所に移設の話をもっていってもその地の住民たちは絶対に反対を叫んで立ち上がるのだろうなとは思います。日本のどこかに持って行こうとするから「袋小路」になるので。。聞こえてくるのは「基地はいらない」という声ばかり。それなら、自分の所にほしい、という声がないのだから、それは日本の社会にとって「いらない」ものだということなのではないでしょうか?ごく一部の人たちだけが、「基地がなくなれば、明日にでもどこかの国が攻めてくる」と心配しているにすぎないとおもわれます。アメリカとの仲が悪くなる、という心配の声も聞かれます。しかし、アメリカとは平野さんが「掃除機で世界中の富を吸い取った」ととってもわかりやすく説明してくれた、世界中に自国の権益を持つ強大な国。そんな国の権益を守るための軍隊や基地。そんなもの、日本においてやることはありません。沖縄や徳之島の人たちばかりに反対運動をまかせておくのではなく、日本中から「基地はいらない」の大合唱をすべきなのでは?・・・5月1日はメーデーです。みんなで一斉に「基地はいらない」と叫ぶチャンス!!ではないか?と思うのですが。。。