消費税
今夜のNHKニュース9民主党が出そうとしている「税と社会保障の一体改革」について、かなり肯定的に取り上げていたように思いびっくり。街の意見なんてまたびっくり。何人かの発言は皆、こんな時だから、みんなで支えなくてはならない、消費税をある程度あげることは当然、前から言ってるのに全然進まない、早くことを進めるように、私もいつか年をとる、などと、賛成?の声のオンパレード。いつから皆さん、こんなに消費税あげることに寛容になってしまったのでしょう?社会保障のためには財源が必要、足りないなら消費税をあげるべき。2015年には42兆円の社会保障費が必要で、5%の消費税で賄われるのは13.5兆円にしかならず、2倍の10%にしてもまだ27兆円で足りない。でもせめて、そのくらいは消費税で、というわけなのでしょう。しかし、これだけ、働く人の労働条件が悪くなっているとき、パートや派遣やその他不安定な労働条件のもとで働く人が多くなっているというのに、年収300万円が家庭を持てる分岐点と言われている中、そこまで至らない若者が多いというのに、消費税増税はそうした人々に更なる重荷を背負わせることに。。。支え合うというなら、所得の低い人により負担をかける方法はどう考えても間違っています。支え合う社会のあり方を考え直さなくては、歪な社会を変えていかなくては、と思います。たとえば、来年から第一線で働くことからは身を引いて、「社会保障費」であげられていた「医療」「介護」「育児」のどこかの分野で、できる範囲のお手伝いをなんてことができたらな~などと考えていたのですが、そんな例ではなくても、手を出せる人が手を出し合うことで、社会保障費のいかばかりかは少なくできる、なんてことがあったりしないかな?