年金
先日、田舎の母から突然の電話。何事かと思ったら、なんと「来年辞めると言うが、もう少し辛抱したらどうか?}ですと。私が里帰りの時にさんざん、「今の仕事では手も指も、腕もおかしくなる、定年になったら辞める」とわめき散らしてきたのを年金が68才からしかもらえなくなる、(という政府案がでる)という報道を目にして、今辞めたら後の生活はどうするのか?とはるばる遠くから心配してくれたのでした。来年は卒寿を迎えようという母に59才の娘の年金の!心配をさせているなんて・・・そこでわざと、ここで働き続けたら「ストレスで死んでしまうよ」と大げさなことを言って仕事はこちらなら(選ばなければ)いくらでもあるからと何とか安心してもらおうと必死でした。安心してくれたかどうか定かではありませんが・・・確かに、雇ってくれる所がある間はそこにしがみつきなさい、と言いたい気持ちはわかります。でも、あと5年、頑張って働いたとして、手や指が思うように動かなくなってしまっては、その後もう少しは何かしら、社会に役立ちたいと思ったとしても、役に立つどころか、社会の重荷になってしまうかもしれません。それだけはいやだ!手がまだ普通に動かせるうちにどうしても、今の会社を辞めなくてはならないのです!大げさに言っていますが。。それにしても、親が子供の年金の心配をしなくてはならない社会って・・実は年金の問題を考えるときいつも、必ず分母が何人で分子が何人(を支えないといけない)という図式が示されるのですがどうもその図式は何か間違っているような気がしてなりません。私が思うに、誰でも分母に来たい人を排除しなければ分子にばかりいたい人は少数派なんじゃないか?ということ。【ムロン、分母に来たくても来られない方々(社会的にでなく、物理的に?)がおられるのは当然としても。】今のままでは、私も子供や孫の年金の心配をしないわけにはいきません・・