宗教って悲しい
母と一番上の姉はそれぞれ信じるかみさまが違っていて・・姉は母が入院したとき、このままでは母が天国へ行けないと本気で心配し、たぶん、真心から!その旨を母に伝えたのだと思います。しかし、母にしてみれば、自分こそ信心深いと思っているふしが・・朝晩欠かさず仏壇にお経を上げている姿を小さい時から見ているはずの娘が、違う宗教に走ってしまったことは許し難いことのように写っているに違いないのです。言えば言うほど、母からすれば聞けば聞くほど、顔つきが変わってくるような状況に、姉は言うのをあきらめ、それは姉にとってとってもつらいことに違いないのですが、私も宗教というものに、疑問を感じざるをえなくなり・・・いや、前から感じてはいるのですが、今回特に。というのも、姉をつらくさせているのは、違う宗教を信じていると天国へ行けないという呪縛があるから、と信じるから。(姉にすれば、愛するものが天国へ行けないのを手をこまねいてみていなくてはいけない、ということになるわけだから)だけど、宗教が違ったっていいじゃない・・天国へいけるとかいけないとか言わなくてもいいじゃない・・誰だって差別しない、という宗教がいいな~。。親子やきょうだいの間を隔てる宗教って必要なの?なんて、宗教に無知な質問でしょうが、姉と母のためにはただ、悲しいだけです。