今更ながら・・・
孫が熱を出し、久々に駆けつけたのですが、娘は働き場所が変わったばかりでよれよれ状態、お婿さんの方は早めに帰るので大変な状態・・・早めに帰った婿さんに、つくづく、「若い人は大変ねぇ」と言うと「えっ?」と逆に聞かれ、「だって仕事は忙しいし、子育ても待ったなしだし・・」と言いますと「でもそれは当然のことで・・」と。「そうなんだけど・・」しかし、私が若い頃はもうちょっと条件が良かった感じ・・とりあえず、安月給でも正社員の仕事はあったし、保育園にも今より入りやすかったし(パートでも保育園に入れたし)、その費用も今より安かったような。。そして決定的なのは、今よりずっと休みやすかった!と思います。こんなに人員がタイトではなく、休みたいと言い出すのが今よりもっと自然に言い安かった、ような・・・(それだけ労働条件が格段に悪くなっているということかな)こんなに仕事も育児も両方若い人たちにどーんと覆い被さって20代から30代の人たちに全部?ではないにしろまかせきりで、そしてリタイアした人たちはそこに出番もなく・・いや、少しはあるけど、ほんの少し。その昔、ずぼらな私でも曲がりなりにも子育てが出来たのは廻りの方達のおかげ・・社会が育ててくれた、と感謝しています。そんな社会的な繋がりが何十年もたったわけでもないのに、どうしてこんなに薄れてしまったのか?不思議と言えば不思議です。「子どもを生んだら仕事をするな」という声を声高に叫ぶ人の方が大きな顔をして世の中を闊歩し、「子育ても仕事も両方頑張りたい、なんて、立派なことじゃない?」とは娘の友達の言葉ですが、そんな言葉は社会の隅っこでそっとささやかれるだけなんて・・物事を大げさに言っていますが(昔だって万全ではないわけですし)、子どもは社会の子「どの子も大事に社会のなかで育てられる」ことがちゃんとできていないなあ、と改めて感じました。それはむこさんが「自分達が頑張るのは当たり前」ときっぱり口にするのを聞いたから、という訳ではなく、なぜだか急に、あれっ現役世代だけに押しつけていていいのかしら?と思ったから。。。子どもが育つあらゆる支援の必要な場面で、周囲の大人が関わりを持つことができたら、手を差し伸べることが出来たら、少年による反社会的な行動もかなり減らせるように思うのです。そんな関わりが自然に持てるような環境を作り出したいものだと思います。