「屈辱の日」、4月28日は・・
初めてデモなるものに参加した日。高校時代は“都の塵も通い来ぬ”環境?でして。沖縄について語る同級生に感嘆のまなざしを送るのが精一杯のところでした。大学に入っていくらかその空気に触れ、正義感にかられて、已むに已まれぬ気持になって飛び込んで行ったのが『沖縄返還デモ』だったというわけです。沖縄を返せ~と唄ったものでした。そして返還が決まると次には「核抜き本土並み」でない、と批准反対デモに参加。デモの呼びかけがあると、何だか参加するのが当たり前のような気になり・・・けれど、参加しようとしない沖縄出身の友にどうして?と聞くことはできませんでした。彼女はどこか醒めていたような。。信用されてないな~と思いつつ、参加をやめることはできなかった・・・政治参加の実際の行動は、と考えてみるに、選挙以外ではデモとか署名とか、駅頭に立つ、チラシを配る、等、割と少ないように思います。その中でもハードルが高そうな「デモ」にいとも簡単にでてしまうことができたのは「沖縄」だからだったのでしょうか?なんでこの日に・・・地元の反対についてまったく触れず、「普天間の解決策は辺野古移設のみ」と改めて日米で合意するなど・・・民意を無視して平気でいる為政者をこのまま黙って有難くいただいていていいのかしら?4月28日は私にとっても特別な日。政治参加について、どんなに小さくてもいい、まったく何もしないのは間違いだ、と目覚めさせてくれた日、となるでしょうか?