金正男氏の言葉だそうですが
この間の報道の中で一つすごくびっくりしたことがありました。彼が息子さんに語った言葉だそうです。食事の前に「よく考えてから食べること。食べるものがない人たちがいるということ。自分が与えられているものに感謝することを忘れないように」立派なことだと思いました。私は子育てのとき自分のこどもたちにこんなこと言うなんて考えもつかなかったな~。もっとも、大したものを与えられていないなあ、と申し訳ない想いはしましたが・・彼の息子さんが話していることを聞いて、なるほどな~と思ったのでした。曰く「世界の平和のために役に立ちたい、北朝鮮の人たちの生活を楽にしたい」国家のために尽くす人を育てたいと考えるどこかの国の人と違うのは「人を大事にしたい」というところではないかしら?国のために人がある、と考えると、必ず「人は国家に押しつぶされる」という恐れがついて回ります。←だからこそ憲法というものが人を守ってくれているわけですが・・つくづく思うのはやはり「多様性」の大切さ。国家に尽くす人と言ってしまう時点ですでに多様性が失われている、ように思います。