不覚にも泣きそうになりました
天皇の言葉としてはいかにも「五輪開催に懸念がある」とは「言い過ぎではないか」?という意見があるとかないとか。その懸念は公的には宮内庁長官の個人的な意見とされています。その意見を言うならもっと前に言わなくちゃ、という話もあります。しかしもっと前に言っていたらそれこそ開催そのものに影響を与えてしまうかもしれない、それはまずいので、それでもう開催が後戻りできなくなってから、頃を見計らって、満を持して?やっと「口にできた」。しかも本人が言えないので長官の「拝察」という形で。どこの国の大統領でも首相でもこんなに国民に寄り添おうとしている方は他におられない、といっていいくらいの方が、どうしたら多くの国民の声を代弁できるか苦悩に苦悩を重ねられてその上で最上の方法を考えられた結果がこうなったのでは?というようなお話をどこかのテレビの番組で聞いて、その話にえらく共感してしまいました。なんだか天皇がお気の毒なようで、つい目頭が熱くなった次第です。これも上から目線で失礼な話でした。他人事ではなく自分の問題でしたね。そういえば今の為政者は五輪に何があろうと他人事のように感じているとしか思えません。