高知記念 決勝戦結果と愚痴
高知記念 決勝戦結果7藤田竜-3南-5大薗このところは、内輪揉めも目立つ関東勢ですが、決勝戦は鉄の結束を見せ、見事な二段駆けで、藤田が記念初優勝を決めました。それにしても、稲垣は情けない・・・。3連勝で出来も良かったのに、関東の二段をすんなり許して、仕掛けるタイミングもおかしく、500バンクならもう少し遅らせても良かった。まぁ、この選手はいつもここ一番に弱く、今日なんかもメンバー的にも絶好のチャンスだったのに、メンタル面の弱さをまた露呈してしまったレースだったように思います。何かとケチの付いた開催でした。初日のあれは言わずもがななんですが、勝ち上がりや負け戦で、本当にお前らSSなのか?と、疑いたくなるようなレースも目立ちました。特に酷かったのが岡田。最終日は、メンバー的にも構成的にも、勝たなければいけないレース。前の井上がだらしなさすぎたと言うのを抜きにしても、圧倒的な人気を背負って、あの無気力レースはどうなのか?前が行けないなら、自力脚も持っているんだから、がむしゃらに勝ちに行くレースを見せないと、ファンに対して失礼千万。準決勝の友和も、酷い以外の形容が出来ないレース。警戒されるのは分かり切っているのに、自分の力を過信でもし過ぎているのか?そもそも、ラインで人気になっているのに、あれでは届いたとしても自分だけでしょう。優秀戦も、人気になっていたのにあからさまな「ヤラズ」ファンを大事に思っているような口ぶりですが、これでは、腹の内では何を考えているのか疑わしく思ってしまいます。もう1人、酷い選手がいました。守谷は、二次予選と最終日の負け戦でも、地元のエース、佐々木ノリに任せられた立場でありながら、二次予選は後方に引かされ出番無し。最終日はイン粘りみたいな格好になり、ノリは堪らず自力に転じて、何とか2着まで突っ込めましたが、こういう、自分の置かれた立場を理解していない選手が最近は多すぎます。もちろん、自分が1着を目指すと言う前提で走るのは当然なんですが、ファンがどう予想して車券を買っているのか。ファンが自分に対して、どんなレースを期待しているのか。今場所の守谷からは、それが全く伝わりませんでした。今回も車券は買っていませんが、買っていたら、発狂レベルのレースが非常に多く、もう少し自粛していようかな・・・なんて思わせる開催でした。何度でも書きますが、ファンあっての競輪。綺麗ごとかもしれませんが、ファンに期待される喜びみたいなのを、もっと感じながら走ってもいいと思うのですが。