宇都宮記念 決勝戦結果
宇都宮記念 決勝戦結果3慎太郎-4北津留-2稲川松岡、大介、萩原、北津留で周回。北津留が前を抑えて、鐘で大介が抑え返して主導権態勢。北津留は難なく3番手、萩原が5番手、近畿+児玉は後方で最終ホーム通過。地元の飯嶋を連れた大介が果敢に逃げるが、最終2角から北津留が先捲り。スピードの違いであっさり飲み込み、飯嶋はスイッチして追うが厳しい。松岡の仕掛けも遅れ、直線は北津留と慎太郎のマッチレース。寸前で慎太郎が捕らえて優勝。うーん・・・色々と疑問の残るレースでしたが、まず、近畿はいつもの悪い癖。無駄な前受けでレースがおかしくなってしまいました。過去にも幾度となく、無駄な前受けから惨敗のケースは見てきましたが、今回もメンバー構成的にも、後攻めから抑え先行でいいレースなのに、逃げ屋ではない大介が逃がされるような格好から、好調な北津留がすんなり3番手ではどうにもならんです。結果的に先行させられた大介ですが、これも、1番車の飯嶋がスタートを決めていれば避けられたことで、上でも書いた通り、逃げ屋ではない大介が2車で先行したところで、これでは、いくら番手でも飯嶋は厳しいです。最近は、「男気先行」とかいう言葉をよく聞きますが、先行する気があったのだとしても、ハッキリ言ってこれは愚策です。自分の脚質、仕上がり具合、相手との力関係などを十分理解した上で、どういうレースをすれば勝利に結び付く確率が高まるか。何度も言っていますが、競輪は脚力や精神論だけで勝てる競技ではないです。最後になりましたが、慎太郎おめでとう!この選手も、ギア規制で息を吹き返した選手の1人で、自力型からの信頼も厚く、ファンの心を掴む術も知っている選手なので、北日本のまとめ役としても、まだまだ頑張って貰わないとですw