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テーマ:中学生ママの日記(17703)
カテゴリ:出産・子育て
I君は月曜から金曜まで大手ゼミへ通っている。ゼミの授業についてい
けないので週一で僕が見ることになった。 指導し始めてすぐにわかったことは、I君は、出来ないこと、間違ってい ることを僕に知られたくないということだった。間違いを指摘して、考え方 を説明し始めると聞かずにゼミで聞きかじってきた複雑な解き方をひけらか して間違ったことから目をそらせようとする。これでは指導できない。 僕には何が判っていないのか、出来ていないのかがすぐ判るからその確認 をしようとすると問題と関係のない無駄な質問をしてはぐらかそうとする。 出来ないことを知られたくない生徒は、小さいときから、失敗したり、出 来なかったりしたときに親から叱られて育った子に多いようです。 「どうしてこんなことが出来ないの!?」 「また こんな点取ってきて もっと勉強しなさい!」 僕の仕事は出来ないこと、判らないことを探し出しそれを出来るように判 るようにすることなので、これでは指導できない。 そのうち、授業のたびに自分ができないことばかりを僕に指摘されるので 休むことが多くなりその内やめてしまいました。 正直に自分ができないことを僕に見せてくれる子だけが出来るようになる し成績も伸びるんです。 学ぼうとするものは、正直であること、素直であることが必要です。 そうであれば偏差値が30でも必ず成績は伸びます。そうでなければ偏差値 が50であろうと成績が伸びることはまずありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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