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カテゴリ:中学受験
中学受験のために大手進学塾へ通っている塾生たちの部屋をのぞいてみると学習机の
前の棚は塾で使うテキストと過去にやったテストなどのファイルであふれています。 しかし、どこにも教科書らしきものは見当たりません。進学塾には教科書というもの な無いです。あるのは問題集だけです。 教科書が無くては忘れてしまったことやわからないことをどうやって調べるのでしょう? また基礎的なことがわかっていない子はどうやって学習しなおすのでしょうか? 僕が指導している生徒さんたちは大手進学塾では真ん中のクラスにいました。基礎がまだ 充分身についていない生徒さんたちです。そのような生徒さんに教科書無しで問題集だけを 与えて勉強させるのはどうなんでしょうか? 問題集を開いてみると基礎的なことにはたいしてページを割かずに標準あるいは発展問題 に重きを置いている構成になっています。 塾に通っている生徒さんの8割が成績を伸ばせずにいる理由はここにもあります。 つまり、使っている問題集ができている子向けになっているということです。 もちろん僕が指導している生徒さんには僕は教科書を与えていますし基礎的なことができ るまでは過去問はやらせません。ますますできなくばかりですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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