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カテゴリ:中学受験
大手進学塾を辞めて僕の指導を始めてから約1ヵ月半が過ぎたNさんにもう変化が現れ
ました。 指導を始めた当初、Nさんは国語の記述問題を飛ばしていました。考えてもわからない し、答えを書いてもたいてい間違っていたからです。 テキストをやらせると半分もできていないこともよくありました。 算数ができないのも読解力が不足しているからです。そこで算数はもちろん、国語の指 導も早急にしなければなりませんでした。これまでの経験から国語は指導を始めればすぐ にできるようになることがわかっています。 1ヵ月半指導した結果、最近では毎日の添削指導において国語は間違っても1~2問、全問 正解も珍しくはなくなりました。 聞かれていることに正しく応えるという読解力が身についたといえます。 そうなれば他の教科の理解度も上がるのは当然です。 僕は直接指導においてもすぐには教えません。どう考えていけば良いかを示したら後は 生徒さんに考えてもらいます。こうして指導していけば考える力が育ちます。 そして、毎日マルが増えていくことで、Nさんは失ってしまった自信を取り戻したよう です。 投げやりなことも言わなくなり、実にいきいきと勉強しています。 今のこの時期Nさんのような子に過去問をやらせてバツばかりをもらうことが良い訳は ありません。大手進学塾へ通う小学生の8割がこうして受験に失敗してしまうのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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