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僕は子供の頃幼稚園には行きませんでした。
母は「この子は幼稚園に行かなくても大丈夫だから。」と園長先生に言わ れて行かなかったのだと言っていますが実は貧しくて行かせてもらえなかっ たのです。 したがって毎日近所の子供たちが幼稚園から帰ってくるまで遊ぶ相手がい ませんでした。だから家事の合間に新聞を読んでいる母のそばで「これはな んて読むの?」としつこく聞いては漢字の読みを覚えました。 おかげで小学校に上がってからは国語の授業で必ずみんなの前で教科書 を読まされたものです。読んでいる文の先を見ながら読むので支えること もなくどこで切ればいいのかわかっていたのですらすらと読めたからです。 小学3年生になると家にも少し余裕が出てきたので習字とそろばんに通わさ れました。習字で漢字の書き順を覚え、そろばんで計算を覚えました。 読み書きそろばんの基礎ができていたので小学生の間は学校の勉強は学 校でするだけでだいじょうぶでした。学校から家に帰った後は毎日暗くな るまで外で遊んでいました。 現在、小学生を添削指導しています。読み書きそろばんの指導と算数の文 章題の指導が中心です。 小学2年生で文の組み立てを学習しますがここでわからなくなっている子供 たちがおおぜいいるのではないかと思っています。 主語と述語がねじれているのに気がつかない中高生が多くいるからです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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