Ｔiｅｒ’ｓ　Ｂｅｎｃｈ

ビリギャル

　映画「ビリギャル」が公開される数年前の話です。

　都内の名門女子校に通う高校2年生のAさんが僕に大学受験指導を依頼してきました。

　中学生の時からいじめに遭い不登校気味だったAさんは学年最下位、文字通り「ビリ

ギャル」でした。

　受験勉強する気になった動機は、彼女を虐めた同級生を見返したいという事でした。

　指導し始めてみると、受験教科の全てで偏差値は30ほどでした。

　当時僕は受験指導をしていたので、全教科を指導していました。

　すべての教科を中学レベルからやり直さなけれなりませんでした。

　紆余曲折はありましたが最終的に偏差値75をマークするようになり、第一志望校の

上智大学のイスパニア語学科に合格しました。

　この「ビリギャル」を見ると当時のギャル、Aさんを思い出します。

   この映画、お勧めです。