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カテゴリ:起立性調節障害
起立性調節障害
昨年の生徒さんに、起立性調節障害で学校に行けなかった中高生が3人いました。 1人は京大を目指す高3女子のMさん。通っていた進学校を辞めて高卒認定資格まで 取って頑張っていましたが、夏休み明けには再び朝起きられなくなり、塾に通うこと が困難になり、大学受験は断念しました。9月には共通テストの模試で9.5割取ってい ただけに残念でした。 もう1人は東大を目指す高3男子のI君。彼も起立性調節障害で学校に行けず、フリ ースクールから中央大学附属高校に進み、東大を目指して、中央大学に内進する事は 選択しませんでした。夏までは順調に受験勉強できていたのですが、躁鬱病を患って いた彼もまた、夏休み以降塾に来れなくなりました。受験はしましたが、十分な準備 が出来ずに受験は失敗しました。 もう1人は小中高一貫校に通っていた中3女子のFさん。中2から指導して、学年1番 にもなった優秀な生徒さんでしたが、中3の1学期から学校でいじめに遭い、起立性調 節障害と診断され学校にも塾にも行けなくなりました。しかし、その後夏休み明けに 塾には復活して他高校受験を目指して学習を再開し見事志望校に合格しました。 最近よく聞く起立性調節障害ですが、中高生に増えていると聞きます。現在の学校 制度の問題だと思われます。 今年も高3の時に具合を悪くして受験を断念した浪人生女子が受験勉強を始めました。 若い時の1年なんか、何の問題もありません。 学校に行けなくなったら行かなくても良いのです。 行けなくなった自分を責めないで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.04.04 15:45:42
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