37、インターネット時代の印刷物の役割 (1)
① インターネットはテレビにとてもよく似ている、他
の仕事から時間を奪い、娯楽と情報を与えるという
点で。しかし温かな個人的経験とはけっして比べ物
にならない、良書をよむという。これは唯一の理由
ではない、インターネットが本に取って代わること
は決してないだろうという、なぜなら本はある主題
に関する十分な知識を与えるからだ、コンピュータ
ーのモニターの前に座っていても与えられない。私
たちはインターネットソースから文章を転送するこ
とができるが転送されたテキストのシートの芸術性
は望まれるべき多くが残っている。よくできた本は
読書体験を重要なものにする。
② 本は今なお、多くの知識を伝える最も小型で経済的
な手段である、便利なパッケージで、そしてこれが
本を人気あるものにしている。人がポケットにシェ
ークスピアの劇やチャールズ・ディケンズの小説や
聖書を持ち歩くことができるという発想は素晴らし
い、硬い紙表紙の小型の本で。私たちはそのような
並外れた便利さを当然のことと考えている、本自体
がかなりの進化を経てきたことに気づくことなく、
1455年のグーテンベルグの聖書や1623年のシェー
クスピアの劇集の製作以来。