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2005.06.09
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カテゴリ:生活
結婚式を見るたびに、6月のしっとりと潤った紫陽花の花を思い出す。
新鮮な生命力に、恵の雨が降り注ぎ、生き生きとしている。
そんな情景を結婚式の新郎新婦と重ねてしまいそうになる。

そして、そんな新郎新婦をみながら、
親族や、両親の表情を伺ってしまう。
彼らにもこのような時代があったことを探るように
時が体中に刻み込まれた人たちを、探るようにみてしまう。


そして、今はどうなのかと。


大人は、内でどんなことがあったとしても、
その片鱗を外にはださまいとしていて。
表面上しかみなければ、全てが秋の紅葉の葉のよう。
でも、そんなのは一部なだけで、本当のことは二人にしか分からない。

この恋が、永遠のものだなんて分かるのだろうか。
この人が、運命の相手だと分かるものなのだろうか。
どんな時も、信じていられるだろうか。
どんな時も、愛していけるだろうか。
漠然とした不安がつきまとう。

だったら、別れてしまえばいいだけ。
そんな、むなしい声が聞こえてしまう。

この恋に縋り付こうとか、この恋を逃がしたくないとか、
そんなことは、まったく頭になくって。
だからこそ、どんな恋が結婚に繋がるんだろうって。
わからなくなる。

結婚したら、幸せな家庭をつくっていけるのだろうか。
それって、幸せなことなんだろうか。

でも、一人でいたら、途方にくれてしまう。
自分に与えられた時間を、自分ひとりで費やしても、
それは自分を満足させてくれるかもしれないけれど、
自分を豊にはしてくれない気がする。

一人でいることの寂しさを感じずにはいられない。
どんなに、人が嫌いだとしても、人間である限り
人と関わらずして生きていくことなんてできはしない。
また、人と関わらず生きていくほど味気ないものもないと思う。
そう思っているのに、結婚となると、その先に
苦々しく、乾燥した何かを見てしまうような気がする。
それは、潤いに満ちた紫陽花を忘れてしまったような。
そんな何かを見つけてしまいそうになる。





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Last updated  2005.06.09 21:13:48
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 ぷりたん@ 超ラッキー!(* ̄ー ̄) 今まで風イ谷に金出してた俺って超バカスww…
 突き男@ 腰痛くなるまでやってきました 綺麗な顔しててあんなに激しいなんて、正…
 鳥蘭丸@ うにゅぅぅぅぅ…… 可愛がってもらうだけ可愛がってもらって…
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