テディを思い出しながら
去年から再び小さな問題が起こり、バタバタしたままもう2月も終わり。1月は行く。2月は逃げる。3月は去るとはよく言ったものですね。この日は朝から早稲田のお寺に向かい、葬儀に参列してきました。一度ですべて済ますという事で、納骨まで終わらせ帰ってきました。年を取ると、どんどんと人が亡くなっていき、久しぶりに従兄妹たちとも会い、色々と話をしてきました。四十を過ぎると体が昔の様にはいかないとか、体力がガクッと落ちるとか、みんな年を取りました家族葬だったので、焼き場の時間に叔母が、「女性同士で女子会したい」と、叔母と従姉妹達、叔父と従兄弟達でテーブルを分けて、食事をしながら話してきました。叔父も叔母も従兄妹たちも元気で何よりです。数日前、叔母が死去したとの電話が明け方にあり、嫌な予感は当たるものだなと感じました。というのも、夢の中で、母から迎えに来てという電話をもらったんです。「えっ? 今から? ヤダよ」なんて会話があり、「待ってるから」で目が覚めました。去年叔母と電話で話した時に、母が死んだことでずっと泣いていたので、「私達がいるんだから泣かないでよ」と言ったのを思い出しました。叔母にとって母の死は、気持ちがガクッとくるきっかけに、なってしまったんだなと思うと、なんであの時すぐに会いに行かなかったのだろうと、後悔してしまいました。葬式の日も母の月命日。「もう頑張ったからこっちにおいでよって、呼びに来たのかも」死人とは自分勝手なものなのかもしれませんね。そんな早稲田を通りながら、テディがいた頃を思い出しました。楽しそうに歩いていたな~と。思い出ってふとした瞬間にあらわれますね。そして東京の街並みも日々変貌しており、工事の音でご住職の話がよく分からないまま、終わってしまいました。こんな賑やかなお葬式も場所柄だと思うと、不謹慎ですが笑ってしまいました。いつもテディに会いにきてくださり、ありがとうございます。テディは2020年にお星様となりました。今までテディを可愛がって下さり、本当にありがとうございました。テディの歴史に、ふらりと立ち寄って、笑っていただけたら嬉しいです。