カテゴリ:マンガ・ドラマ・音楽・映画
今週クリスマスカードが届きました。 サンタクロースからのお手紙です。 叔母が頼んでくれたそうで、 カードと一緒にお菓子も届いたので、 美味しくいただきました。 今まで時間に追われていたからか、 このところちょっとボ~ッとしてしまって、 カードを見てクリスマスか~と、 友人にもカードを贈っていたのをすっかり忘れていました。 しっかりしないとダメですね。 今年も日本フィギュアを見ながらのクリスマスです。 皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。 楽しいクリスマスを。 そういえば、 何気に付けた映画チャンネルで、 岩井俊二さんの作品を放映していて、 「リップヴァンウィンクルの花嫁」を観ました。 岩井俊二作品と言えば、 「花とアリス」「ラブレター」「スワロウテイル」など、 いい作品とキツイ作品とあると思いますが、 人間の奥底の部分をつくのが、 とても上手い作家さんだなと思います。 特に岩井作品の映画が好きで、 観ることが多いです。 今回は、 話題になっていながら観ていなかった、 「リップヴァンウィンクルの花嫁」 どんなストーリーなの と問われてもちょっと説明しにくいお話ですが、 好き嫌いに分かれるものだと思います。 主人公は、 人生なんとなく流れに身を任せて生きている感じの女性、 黒木華さん演じる七海。 ネットで知り合った男性と結婚離婚と、 なんだかよくわからないままに、 物語は進んでいきます。 ここに一人謎の男性が絡んできます。 それが綾野剛さん演じる安室。 彼は何でも屋です。 彼がなぜ主人公である七海にこだわるのか。 意味が分からないまま見ていると、 ある安室の行動から、 これには裏があるの? サスペンスが絡むの? と気になり始めました。 義理の母親から追い出された七海が、 安室に助けを求め、 やってきた彼の言葉の中に、 生きてたと、 ちょっと心に引っかかるセリフが出てきます。 詳しく話すとネタバレになるので、 省きますが、 後半につれ、 この物語の意図というか、 流れがなんとなくつかめてきました。 七海と一緒に過ごすことになる、 coccoさん演じる真白。 彼女のセリフにもヒントが。 善意の行為が怖い。 お金で買う善意の方が安心する。 真白とのシーンは、 現実の中にポンと現れる非現実世界。 なるほど・・・・ 安室はある意味、怖い男性です。 お金でなんでも引き受ける怪しげな人間です。 そして七海はある意味強い女性。 どんな困難な時でも食事をし、 ぐっすり眠れる。 この雰囲気が好きな人苦手な人に、 分かれる作品だと思いますが、 余韻を残したままなんとなく、 世の中、家族、人とのかかわりを、 考えさせられました。 真実とは何か。 この物語はストーリーテラーが安室です。 安室の行動が物語の語り手のように動いていきます。 これは本の方が分かりやすいのか、 読んでいないので何とも言えませんが、 この不思議な世界観は嫌いではないです。 ちなみにリップヴァンウィンクルとは、 短編小説の主人公の名前であり、 バーボンのお酒の名前でもあります。 スラングでは時代遅れの人の意味もあるそう。 この物語にお酒が出てくるのは、 そこにかかっているからかな 映画もドラマも本も見たことがない、 でも気になるなぁ~と思われた方は、 是非ご覧になってください。 いつもテディに会いに来てくださり、ありがとうございます。 テディは2020年にお星様となりました。 今までテディを可愛がって下さり、 本当にありがとうございました。 テディの歴史に、 ふらりと立ち寄って、笑っていただけたら嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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