カテゴリ:マンガ・ドラマ・音楽・映画
優里のビリミリオンが話題になっています。 これは若者に向けての応援歌のような歌詞で、 お金で何でも買える世の中でも、 お金で買えないものが若さ。 この歌詞は一つの物語になっていて、 プロモを見るとアニメーションで、 分かりやすく描かれています。 この歌の事で、 ある50代の男性が、 「50年で50億だろ? もし神様が俺の命を50年あげても、 まだ残り5年くらいあって、 それが今の健康状態で、 体も元気に動いて、 美味しく物が食べられて死ねるなら、 あげてもいいかな?」 と言っていました。 まあ、人生半分以上生きてきたら、 そういう風に思う人もいるんでしょうね。 100歳過ぎても50代の健康な体なら、 動くことも苦じゃないでしょうし、 50億で好きなことをして死にたいそうです。 ただ、私がここで「ん?」と思ったのが、 老人はあなたの残りの50年をくれと言ったんですよね。 この50代の男性の残りの50年は、 いわば50歳~100歳の人生。 貰ったところで人生やり直しにはなりません。 この歌の主人公は20代くらいの若者。 老人は彼と自分を入れ替えたかったのかな? でも若者は、 毎日同じことの繰り返しの人生でも、 そんな値段では売れないと、 老人の申し出を断ります。 そこで老人はさらに、 100億で家族と豪邸と仕事も付けるから、 50年分の命をくれないかと持ち掛けます。 それでも主人公はいらないと言います。 最後まで歌を聞いた人は分かると思いますが、 優里さんの若者へのメッセージがあります。 僕らの生きる時間は決して安いものじゃないから、 後悔しない選択を選んで欲しい。 頑張ろう 頑張ろう 頑張れ 頑張っている人に頑張れと言うのは残酷ですが、 それでも諦めずに、 壁にぶち当たっても乗り越えられたら、 きっとその先に小さくても光はあるはずです。 誰でも日々、 多くの思いを抱えて生活してます。 震災の時にも感じましたが、 同じような日常でも、 それはとても大切な日常で、 今が大事なんだと、 この歌は思い出させてくれます。 アニメーションのラストに、 申し出を断った青年の姿に、 老人は満足して天に昇っていきます。 彼は神だったのですが、 この申し出、私には神様ではなく、 悪魔の囁きのように感じました。 もし青年が50年分の命を売ったら、 どうなったんだろう。 よく考えたら老人は、 「残りの寿命を買わせてよ」 と言っているのです。 残りの寿命…? ということは、 若者の寿命は残り50年という事? ふと、そんなことを考えてしまいました。 選んだ時点で恐ろしいことが起こりそうですよね。 いい歌なのに、 ちょっと見方を変えるとホラーにも思えます。 皆さんはこの歌、聴いたことありますか? いつもいつもテディに会いにきてくださり、ありがとうございます。 テディは2020年にお星様となりました。 今までテディを可愛がって下さり、 本当にありがとうございました。 テディの歴史に、 ふらりと立ち寄って、笑っていただけたら嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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