カテゴリ:マンガ・ドラマ・音楽・映画
先日話題になっていた、 新しいヤン坊、マー坊。 近未来化したカッコイイ双子になっていました。 昭和世代はこの歌は御存じだと思うのですが、 このニュースとともに歌が流れ、 懐かしいな~と感じました。 🎵ぼくの名前はヤン坊 ぼくの名前はマー坊 二人あわせてヤンマーだ 君と僕とで ヤンマーだ~🎵 子供の時に聞いた歌は、 今も歌えたりするのが不思議ですね。 皆さんはどうでしょう。 そういえば今話題になっている漫画原作。 原作漫画のドラマ化などは、 その出来上がりはいつも賛否両論で、 なんでこんな話になってしまったんだろう、 と思う事も多かったのですが、 今回の事件でその理由が分かりました。 私達読者からすると、 曲でも絵でも小説でも漫画でも、 その権利は作った人にあると思っていました。 二次的著作物について、 多くのメディアで説明されていましたが、 その中で驚いたのが、 日本での原作者の位置づけが最下位であるという事。 そういえば昔の話になりますが、 赤川次郎さんが、 原作者は何もできないというようなお話を、 されていたのを思い出しました。 全てを原作通りにというのは、 確かに難しいのかもしれませんが、 それを第三者が好き勝手に変更し、 第三者の代表作となるのには違和感を感じました。 多くの作家さん達がSNSでこの問題に触れ、 原作者の辛さを吐露されていました。 これをきっかけに原作者への改善が進めば、 いいと思いますし、 反対にだったら原作なんかいらないというのであれば、 オリジナル作品が増えていくのだろうと思います。 そんな中、 少し面白い話がありました。 それが漫画「銀魂」作者のある質問コーナーの返しでした。 質問者の母が銀魂がヒットしてるから、 ヒルズに住んでると言われたある読者。 それに対し、 「映画はどれだけ観客が入ろうと、 興収をあげようと、 作家には何も入ってきません。 最初に原作使用料が支払われるだけ。 全体の興収からいえばハナクソみたいな額。 殆どの金は集英社、サンライズといった、 薄汚い悪徳企業の懐に入ります。 単行本を発売したほうがよっぽど儲かる。 なのに血尿垂れ流してまで映画に協力するのか。 世の中にはヒルズより素敵な物件があり、 それはお母さん、あなたの心です。 皆さんの心に銀魂を届けられるなら、 僕らは段ボールヒルズに住んでも構わない。 作家だけはそんな切実な気持ちで、 作品作りに取る組んでおります。 なのでお母さん、僕らを哀れと思ったら映画だけじゃなく、 単行本も買って印税で僕をヒルズに住まわせてください」 この先生のユーモアのある質問コーナーが、 人気なのが分かります。 これだけでも原作者の現状が分かりますからね。 芦原 妃名子さんの作品は、 登場人物の性格、行動、そこに至る出来事迄、 繊細に描ける作家さんで、 私は好きで読んでいました。 そんな物語を描かれる方だから、 悪意ある発信に、 心が壊れてしまったんだなと思うと、 SNSは殺人マシーンなのかも……… マシンガンでどんなに撃たれ続けても、 死なないゾンビのような人もいれば、 自分の発信に心を痛めてしまう人もいます。 便利な世の中は、 人も殺せる世の中になってしまったと思うと、 悲しい時代です。 芦原妃名子先生のご冥福をお祈り申し上げます。 いつもテディに会いにきてくださり、ありがとうございます。 テディは2020年にお星様となりました。 今までテディを可愛がって下さり、 本当にありがとうございました。 テディの歴史に、 ふらりと立ち寄って、笑っていただけたら嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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