ふんわりロマンチック経営

さて、いつも実際の年齢より年下に見られる私。

うふふ。

おまけにドイツにいると日本にいるよりもっと若く見られる。

そんな私のひそかな楽しみはというと。

ドイツ人のお客様が　当店にいらっしゃる。

私たちはいっせいに笑顔で挨拶をします。

お客様がなにか専門的な質問をしたり、他の業者さんがいらっしゃる時、まず店内を見回して、誰に初めに声をかけようか考えていらっしゃる。

私がたまたま、そこにちょこんと座ってビーズをいじくったりしている。

ぜったい、私のところには来ない。

うふふ、よしよし。

そしてMちゃん、Cちゃん、Pちゃん、Lちゃんなどを見て　大体はMちゃんのところに行く。

実はこのMちゃん、わが社で一番若い。

なのに、態度がでかい、といっちゃ言葉が悪いけど(ゴメーン）しっかり者なんです。

Mちゃん、ごめん。頼りにしてるのよ！

Mちゃん、ちなみにショップマネージャーだけあって　確かに貫禄ある。

んでもって　お客様の問いに『私ではわかりかねますのでSCHEFIN（上司とかの意味）に聞いてみます』と言う。

お客様は彼女がつかつかと歩いて行く方向を見て　驚きを必死で隠しているようなお顔をなさる。

これ、これが見たかったのよーん！

Mちゃんが　小さなアジア人の女の子に(しかもこの子はちょんまげをしたりしているではないか！）指示を受けているではないか！

そうなんです、この　小さな女の子が　実はMちゃんの母親ぐらいの年齢で、社長だったのです！

これが　私と社員一同の密かな楽しみなのです。