なんだか、2009年の幕開けは
まだ年が明けて1週間なのに、
私にとって、驚くことばかりが続いています。
車上荒らしなどもありましたが、
続くビックリは、嬉しい事で、
月曜日に電話したMSP(健康保険の事務所)から約2週間後に届くと言われていた
健康保険証カードが、
なんと
今朝、郵送で到着したこと。
もーーーーぉ、やれば出来るじゃん!
て、感じですよね。一応名前のスペルとか確認して、番号も確認して、カードの裏にサインして一件落着。
あーーーー、新年早々、安心材料が手元に届いて本当に本当にホッとしました。
で、もうひとつのビックリは本当にビックリで…。
以前の私の日記でも登場した近所のペルー人なんですがー。
そこのお子さん達は、申し訳ないんですが私はちょっと敬遠したいお子さん達なんですが、ママの方は年も近く、去年年末から始めたスイミングやウォーキングも一緒に行く仲で結構親しくさせていただいてるんですね。 で、
新学期が始まる前の4日の夜、
そのペルー人のお父さんが我が家に来てなにやらうちの旦那と話をしていたんですが、
旦那曰く、
翌日から学校が始まるけど、彼の車が故障したので5日の朝はそのペルー人の所の子供達を家の子達と一緒に車に乗せて学校に連れて行って欲しい
と言われたそうなんですが、
旦那はその日は午後は仕事だけど、朝から例の車上荒らしで壊された車の窓ガラスを修理しに行く日で、午前中の仕事は無いけど朝早く家を出るので出来ないと、
丁重にお断りしたとの事だったんですけど、
その5日の朝、仕事をチェックしたらしっかり午前も仕事が入っていて、
あわてて会社に電話して「午前中は仕事は出来ない」旨を伝えたら、結局1日フリーになって時間が出来たので、
なら、修理を後回しにしてペルー人の子供3人と、そのお母さん(←末っ子がまだディケアーなので母親が一緒でないといけない)を一緒に車に乗せて学校に行きましょう、と言う話になり、私はペルー人ママのところにそれを伝えに行きました。
彼女はありがとう!ありがとう!と繰り返しお礼を言ってくれて、
でも、「車の都合がついたから」と言う私の説明にはなんだか合点してない様子で、
「あーー、助かるわ、どういうわけだか、家の旦那が朝からずっといないのよ、なんでかしらーー!」
んーー? ペルー人おとうさん、車も置いてこんな朝早くから何時間もどこに行っちゃったのかしらーー?
で、学校に送ってからその足で私と旦那は修理工場へ。
その車の中で私は運転する旦那に
「あのお父さん、どこ行っちゃったのかしら?彼女にも何も言わず、朝早くから車じゃないのにおかしくない??」
するとうちの旦那、
「さーー、知らなーい。」
でも、嘘のつけないうちの旦那、しっかり顔に
「僕は知っている、僕は知っている、でもでも、平静を装ってるからね、僕、誰にもバレないよね・・」
って、思いっきり書いてあって、当然私はそこのところはすぐに見破れるわけで
「顔に書いてあるから言いなさい!」と、問いただしたら、なんと
「僕は何も聞いていないことになっている。君も彼女はもとより誰にも誰にも話さないで欲しい。
実は・・・」
で、旦那が言うには、日曜の夜に来た時にこんな話をされたそうで、
「彼は月曜の朝、ペルーに帰る。家族には何も言っていない。
2週間後には帰るつもりだ。痕跡は残さない。バッグは隣の家のペルー人(←うちの隣に去年引っ越してきた別のペルー人家族がいるんですが)に預かってもらっていて、空港へも彼に送ってもらう。とにかく彼の家族には知らせないで欲しい。」
えーーーっつ!
失踪しちゃったのぉ?(←って、行き先はわかったけど)
そこのママは去年バスに乗ってて事故に遭って今、体調もよろしくなく、
外に出るときは杖をついて歩いていて、
保障の中でカバーされてるそうですが、家政婦さんとかに来てもらって家の中のことをしてもらっていて、
しかも前夫との間の20才位の娘がいて、同居してるんですが、
今その娘もペルーに帰省中、
ママは車の免許も無いので
旦那が急に失踪したら、4・6・7歳の3人の子供の送り迎えや買い物、家の中の事なんかがすべて滞っちゃう訳で、
こりゃ大変!
「そのお父さんに言われたとき、止めなかったの?あなたはなんと言ったの?」
に対して、
旦那は、「もうチケット買ってあるし、出発日の前日だし、止めたところで行くだろうから、はい、ご自由に、って言った。」
だって。ナンじゃ、そりゃー! -ったく、男って、こんなもんですよね。
で、修理工場から帰ってきたらうちの玄関の前で他の主婦ママ達が立ち話をしていて
とりあえず私は挨拶だけして家に入り、彼女に(ペルー人ママ)電話をして、彼女の旦那から連絡があったかどうかを確認しようとしたら、
すぐ彼女の家に来て欲しいと。
で、慌てて家を出るとさっきの近所のママたちが
「ねぇ、あなた、彼女のこと聞いた?旦那がいなくなっちゃったって、彼女に何も言わずにペルーに帰っちゃったんだって!!!」
おーーー、さすがにどこの国も噂好きですなーー、主婦は。
で、すぐに彼女のもとに。当然彼女は何も知らされていなく、寝耳に水の話で、近所の人達からついさっき、ペルーに行っちゃたって話を聞いてショックで泣きくれていて、前夜のうちの旦那に「車の調子が悪いから子供達を学校に~」って話も全く知らなかったそうで、だから朝の私との話も???だった訳がわかったわけですがーーー。
結局、去年引っ越してきたペルー人の旦那が口を割ったのと、うちの下のユニットに住んでいるママが男同士の立ち話をたまたま立ち聞きしてしまって
で、本人に知らせたらしく、もう既にご近所6家族くらいには知れ渡っていました。
旦那から聞いた話とひとつ違ったのは、
そのお父さん、旦那には2週間で帰る、といったらしいんですが、
ある人は2ヶ月、またある人は、なんと
もう帰ってこない
と聞いたらしいんですね。
とりあえず、そのお父さんからは翌日夜、ペルーから連絡があったそうですが、今後の事はそのママでさえまだわからず、彼女はそのご主人が仮に戻ったとしても絶対に受け入れない!と憤慨中。(当然ですが)
そんなんで、年明け本当にスッタモンダしてますが、
今日、夜8時、隣のお宅に集合がかかり、
ボランティアでみんなが何を出来るか、そしてその役割分担を話し合うことになりました。私も出来る限りのことはしてあげようと思っています。
いつも夫婦喧嘩ばかりしている私ですが、
いつも子供達を怒鳴りつけているばかりの私ですが、
なかなか永住権がおりなくって、文句ばっかりタレている私ですが、
今回ばかりは自分は恵まれているんだ、と感じずにはいられませんでした。
(↑でもいつ、「明日は我が身」になるかわかりませんね・・・)