うちの双子達が生まれたのが10月、翌年のお節句には私の父母が、「初孫に」と、3月のお節句にはお雛様と、5月のお節句には兜を続けて買ってくれました。
狭いアパートには不似合いなけっこう立派なお雛様を買ってくれました。
買う時に「将来はカナダに住むだろうから広い家になるだろう」と、
7段飾りを買おうかと迷ったそうですか、とにもかくにもその時点で住んでいたアパートは本当に狭い部屋だったので、
結局のところは、お内裏様とお雛様のセットに。
9年間、毎年リビングに飾っていましたが、
こちらに引っ越す時にどうしても船便の容量に収まりきれず、お雛様も兜飾りも実家に置いてきてしまったんです。
後悔しますよねーーー。こちらに来たらなおさら日本のもの、伝統行事に関わるものが恋しくなるもので、本当に本当に後悔です
なので、昨日から頑張って作り始めて、今日出来ました!
お内裏様とお雛様、三人官女と五人囃子。
もともと細かい作業はわりと好きで、15年前のワーホリでここにいたとき、
お友達になった外人(←ってか、私が「外人」でしたけど)に、
手作りのピアスをプレゼントしたものです。
そのピアスとは、小さな千代紙で鶴などを折ってニスを塗って硬くして、そこピアスの部品をつけて出来上がり、
こんなシロモノで、こっちの人にとってもとっても喜ばれたものです。
話が前後しましたが、今年。
そう、以前にも申し上げたとおり、今年の我が家は「折り紙イヤー」になっている訳で、
頑張って折り紙で作りました、お雛様。どうしても作りたかったので今回は子供達には触らせず私が自分の好みで作りました。
これですっ!ババーーーンっ!(って程のモンでもありませんが・・・)
どうでしょうか。写真だと、背景の柄が邪魔してイマイチ見づらいですねーーー。自分で言うのもなんですが、実際の方がもうちょっと見やすいです。
私にとっては初めての大作。チマチマとピアス作りするのと工程は似てますが、
背景の柄を考えたり、人形達の配置を考えたり、
何よりも三人官女と五人囃子の持ち物がきちんと解って無かったのに先に作り始めてしまったため、立っている人が何を持っているか、その配置とか、途中で調べ始めたため、三人官女は良かったのですが、五人囃子はちょっと間違ってしまいました、残念っ!
私にとっては大作だったのでもう作り直すにはちょっと疲れてしまい、そのままに・・・・。
ものには全部「意味」って物があるんだから解らなかったらちゃんと調べなさーーいっ!っていつも子供達に言っているにも関わらず・・・・、反省の母でした、ハイ。
最初から額縁に入れる事を想定して作ったので、雪洞(ぼんぼり)と花、そしておまけに無理やりつけた菓子箱は立体的に作ってつけました。椿の花はなんと「バラ」の作り方。ま、色が合うから良いかなーーー、と又いい加減に・・・・。やっぱりNGですかねーー?
これ、玄関は入ってすぐの壁に飾りました。遊びに来てくれる人が気づいてくれて日本の「桃の節句」を知ってくれると嬉しいですが、どうなる事やら。
5月のお節句は頑張るぞーーーーっ!