昨日の日記に書いたとおり、今日は長女の足の手術の日です。
もうしばらくは入れなくなるからと、昨夜は友人宅へ行き、そのお宅(コンドミニアム)にあるプールに行き、たっぷり泳がせて頂きました。
おまけにジャクジーも堪能し、長女も、満足。
先週まではとっても暖かかったのに、今週に入り又寒くなり雪。今朝は白く雪が積もった車で病院へ向かいました。
朝から麻酔のための食事制限でおなかを空かせてかわいそうでしたが、
今日、今だけの我慢よ、と言い聞かせ、
いざ、病院へ。
予定時間ぴったりに到着。
受付を済ませ、
書類にサインをして、
その後、手術の為の準備室に通され、
そこで手術着に着替え、
後はスタッフが来て説明を受けて手術室に運ばれるのみ。
その準備室の壁に紙が貼ってあって、よく読むと、
「お子さんが1歳以上の場合、両親もしくは保護者は希望すれば麻酔が効くまで手術室内に入る事が出来ます。ご希望の方はご相談ください。」
へーーー、
これって日本には無いサービスだなぁーー。
と、思いながらその貼り紙を長女と読んで、もちろん長女は
「マミー、来てぇ、来てぇ、手術室までハイってねっ、お願い!」
もちろんですとも。
隣にいた旦那は
「えっ?ダディは?ダディはいかなくていいのーーー??」
と、悲しがってましたが。
で、とうとうスタッフが。
カーテンを開けて、長女の名を読んだので、
手術室に私が入りたいのですが、との旨を伝えようとしたら・・・・。
「悪い知らせです。(←この時点でドキドキ!え?この子の身に何か???)
ベッドが万床です。
なので今日のお嬢さんの手術は
キャンセルです。」
へーーーーーー?????
なにっ、それっ!!!!?????
「もう半年近く前から予約されていて、昨日ドクターと話をしたばかりなんですよ、考えられませんっ」
と言うと、
「後はドクターと話しをして、今後の手術のアポの取り直しをして下さい」
へーーーーーーー??????
そんなのありっ?
だったら、受付で言ってよっ! 着替える前に言ってよ!!!!
仕方なく旦那はドクターのところに行き、次回のアポを取ったら、これが又、
4月9日ですよ!!
確かに娘は緊急を要する病気ではありませんけど
もう11歳でも、まだ11歳で、
彼女なりに恐怖心もあったから昨日は急に決まった手術をなかなか受け入れられずにちょっと泣いてしまったし、
それなりに心の準備も必要なんですよーー。
私は退院の日に仕事が入って迎えに来られない旦那に代わり、友人に病院まで迎えに来てもらうお願いをしていたし、もちろん学校にも来週いっぱいはお休みです、と話し済みだったし、
近所のママには、私が今晩家にいないので旦那1人じゃ子供の面倒が心配だと言って、夜に様子を見に来てもらう事になってたし、
ま、別に良いことですけど、食事は3回分くらい余分に作って旦那と子供達だけで食べられるようにストックしたり、長男に、指示書のような手紙を作ってそれを冷蔵庫に張ったりと、いろんな事に時間と手間隙を掛けたわけですよーー。
そんないろんな事が又、手間隙かけて、友人一人ひとりに長々説明し、謝ってお礼を言って、
なーーんて作業ががエクストラとして入ってきて、本当にストレスな1日でした。
そんなんで友人と色々話したら、
日本もそうですが、ここカナダも深刻な「病院・医師」不足で、
手術がキャンセルなんて当たり前である事よーーー
って言われ、仰天しました。
近所のママなんか、同じ病院で娘さんが去年末に脳腫瘍の手術を受けたんですが、なんとキャンセルが2回もあったそうです。かなり深刻な脳腫瘍だったんですけどね。
でも、政府は動かないし、病院・医師不足は慢性化しながらもこの国は移民を受け入れているので、思いっきり「オーバー・ポピュレーション(人口の急増で容量オーバー)」で、それは深刻な国を挙げての問題になっているそうです。
オリンピックなんてやってる場合じゃないだろうが!!
ちなみに来年のオリンピック、誰もが「失敗する」と言っていて、実際にラジオなんかでも「これはヤバイ状態だ」っと、放送されているんですよね。
予算が全く足りず、なんと、表彰台になる場所も、今では工事がストップしたまま、空き地です。
警備も足りず、予算を倍にしたそうですが、まだ足りないそう。
そんな事より、住民をもっと大事にしようよ!!!
しなくちゃいけない事沢山あるじゃんっ!
長女は日本で手術を受けると言い出し・・・・。
カナダでの医療・手術をすっかり受け入れる体制がなくなった
私と、娘と、旦那、でした。