昨日、子供達が学校に行っている間に、こちらでの日本人ママ友と一緒にアジアの食材店に行ってきました。
本当は、先日料理をしたときに使った「ハチノス(牛の胃)」を求めて行ったのですが、なぜか昨日は無くって、その代わりに目に付いた「オックス・テール(牛の尻尾)」を買ってきました。
いつもよりちょっと安かったからなんですねーーー。ハイ、主婦で~す。
で、とってもとってもボルシチが食べたくなって、作りました、ボルシチ。
ボルシチは、私も「ロシア料理」だと思っていたら、ウクライナやポーランドの民族料理だそうで・・・・。ま、いろんな歴史がありますからね、この辺は。
道理で、確かに2年前にポーランド人のお宅にお邪魔した時にボルシチが振舞われた訳だ!
そのポーランド人宅で頂いたボルシチはソレはソレはもう、とってもとっても昇天するほど美味しくって、おねだりして残りをお土産に頂いて帰ったほどでした。
その時に今度レシピを教えてね、と言ったら
「レシピを書くのは苦手なので、今度遊びに来た時に又僕が作るから横で見ていたら?」
と言われたのを思い出します(←そう、シェフはパパ)。それ以来お邪魔する機会も無く・・・。
で、オックステールを手に入れたものの、気づくと、ワインもないし、ビーツも無い。
しかも実はボルシチなんて自分で作るの初めてだし、ビーツなんて、買ったことも無い!
旦那に電話して、仕事帰りに赤ワインとビーツを買ってきてもらうことに。
その間に下準備を。
まずは、オックステールをオリーブオイルで焼き目をつけました。
オックステールの生の時の写真を取り忘れ!! 慌てて焼いている途中でカメラを取りに行き・・・。今回は初めて作るので量を少なめに。失敗を恐れて、まずは3切れで作ります、頑張るぞっ。
その後、何回か湯でこぼしをして、その都度オックステールを洗って又茹でてを繰り返し、最終煮込みに入りました。煮込む事3時間。
旦那も帰宅、ワインとビーツを忘れずに買ってきましたねーーー、良かった!
で、にんにく・たまねぎを炒め、香りがたったらいざ、みじん切りのビーツを!
う~ん、噂には聞いていたけど、本当にきれいな色。レシピ通り、ビーツは2個分入れました。
炒めて炒めて・・・。
そこにさっき焼き目をつけて何時間も煮込んだオックステールをいよいよ投入。
ここで、ビーツのみじん切りを手伝ってくれていた双子のお姉ちゃん、
「マーム、色がとってもきれいだねーーーー」で、
「もっと沢山入れちゃおっかーー?」
「ウンっ」
で、ビーツをさらに4個追加。
煮込んで煮込んで・・・・美味しくな~れ!!
で、又、
「もっとビーツ入れちゃおうか?」
そうね、どうせ残しておいても次回はいつ使うかわからないし、そしたらその時はもうダメになっちゃうだろうから、よしっ、全部入れよう!
で、結局1缶分、計8個のビーツを入れてしまいました。
途中の味見で長女、感激、
「マ~ム、すっごーーーく美味しいよ、これ!!!」 オックステールもトロットロに!
何度味見をしたんだろう?もう、それ、味見の域を超えているのでは・・・?
その後ワインを入れて最終煮込みに。
その途端、長女、ワインを感知、
「マミー、ワイン入れたでしょ!!!! なんで!! 臭いじゃないの!! やめてよっ!」
レシピにはなんと、「赤ワイン3分の2本」って書いてあって、量が???だったので、適当に300CCくらい入れたんですよーーー、
これがちょっと失敗!
確かに赤ワインの味ばかりが出てしまって、今までのせっかくのお肉とお野菜の煮込んだ味が台無しになってしまったーーー!
結局、昨日の夜ご飯に出しましたが、子供達は全く食べてくれず、
私と旦那だけ、頂く事に。ワイン入れた後も結構煮込んだので美味しくなったのに、
子供達はもう、
「赤ワインがたっぷり入っている」
って言う先入観念で、全く手をつけてくれず・・・。
確かに最終的には美味しく仕上がりましたが、大人の味に。
うぅぅ・・・・
今回は悲しい結末と相成りました・・・・。最初っから失敗を恐れたからいけないんですね、きっと。最初っから「私は何でも作れる!」と、強気で攻めないといけないなーー、料理って、なんて思ってしまいました。
次回は家族全員で食べられるように、頑張るぞっ!