毎年バンクーバーでは、ダウンタウンでマラソン大会があります。
去年は双子のお兄ちゃんの方が参加。
今年も申し込みが始まったようです。
ここBC州では子供の肥満が深刻な社会問題だと言う事で、いろんな取り組みをしています。
ま、傍目には「深刻な問題に取り組んでいる」様には全く見受けられませんが・・・。
うちの子供達が通っている学校でも、このバンクーバーマラソンに絡んだ取り組みをしています。
このバンクーバーマラソンの子供版は、
「マラファン」と呼ばれ、マラソン(走る)と、ファン(Fun=楽しむ)をかけているそうですが、全部で確か、5キロ前後走るんだったと記憶してますが、
日本のソレとは全く違って、内容が
甘チャン
です。
その距離をマラファンの当日に走るのではなく、
前もってトレーニングをするわけですが、そのトレーニング中に走った距離をドンドン加算していって、前日までに4キロを走りこむ訳です。
当日走るのは1キロだけです。
申告は義務付けれら手無いので、
全距離走らなくても、当日1キロ走るだけでも誰にも何にも言われませーーーん。
その前日までの走り込みを自分達で管理するのが難しいので学校で走る事によって距離を管理しやすく、しかも「仲間と走る」ので楽しく距離を加算しながらトレーニングできる訳ですね。確かに、自分達だけでは「今日は00キロ走った」って測るの大変ですものね。
参加費は前もって申し込むと$27ですが、日が近づくごとにドンドン高くなり、最後には$50近くになるそうです。
なので、学校では、前もって一番安い日の申し込みに間に合うように
生徒達を募り、少し走らせて参加可能かどうかみて、で、本申し込みをまとめてするんです。
この参加費を払うと、マラソンの日に間に合う様に、子供達は「スペシャルバックパック」がもらえて、その中に、大会用の特別デザインTシャツや、帽子、ストップウォッチ(←これには通し番号が付いていて当日要返却)などなど、どんなんだかわかりませんが、総額$100相当のプレゼントが入っているそうです。
申し込みをした後、週に何度か朝練があり、学校が始まる前に集合がかかり、大会前日まで練習をしますが、
練習以外は全く持って個人に任され、そのグッズが入ったリュックなどは子供達が指定された日・場所に取りに行きます。
去年、長男は申し込みをしたにも関わらず、色々要因があってその配布日がわからなかったためにグッズをもらい損ねてしまい、超ショック!
「参加費を払ったんだ!」と主張したところで、学校も「学校ではわかりません、大会事務所に聞いて下さい」
そして何度大会事務所に連絡をしても
「もうグッズはありません、他にわかる人はいません、わかりません。」の一点張り。
・・・・・・・・・。ガッカリする長男はもうあきらめ、本当にかわいそうーーーー!でした。
このカナダって言う国は子供の気持ちすらも大切に扱ってくれない国だなーーーっ!!
ま、当日走ったのでメダルはもらえましたが、
それ以外のものは全く手に出来ず、
長男、超不発。
旦那も激怒し、
「来年以降、一切こんな催しには参加するな!!! 全く意味が無いっ!!」
でも、そんな中、今年も長男は参加を決意。
そしたら、長女も参加を決意。
今日がそのマラファンのお初のミーティングで、
我が家の双子達は、いつもなら8時50分に家を出るのに、
そのミーティングに間に合う様に、8時に家を出てゆきました。
今年はどーーなるのかなーーー? なんのハプニングも無く無事に当日を迎えられるのかなぁーー?
母親としてはいくら旦那が激怒してマラソン大会を認めなくても、
子供が参加したいのならその気持ちを汲んで、参加させてあげて応援してあげたいなぁーー。
で、この学校からのマラファンの参加児童、
太ったお子さんは参加しないんですよね~(笑)。
州をあげての肥満対策にはなっていませんよねーーー(笑)。