日本より一足早く、こちらは先週の金曜が最後で、
土曜日から春休みに突入しました。
2回の週末プラス丸1週間で、23日から3学期が始まります。
いつもは最後の日にもらう「Report card(通知表)」が、なぜか今回は春休みが明けた週末の金曜にもらうそうで、なんだかこちらの学校システムは未だに本当に良く解りませんーー。
で、「春休み」に入ったにも関わらず、
15日の日曜はいきなり大雪でしたっ。降り始めて30分程で辺りが白くなり始め・・・。
お昼くらいから急に吹雪きになり、その後に雨になったかと思ったら今度はヒョウが降り、又雪になって雨になった後、ものすごい快晴になりました。
いくら快晴になろうが、突然降った雪の後の寒さはかなりのもので
「今って、冬休み???」って、友達と笑った程でした。
又相変わらず全く宿題も無く、「遊ぶだけ」のお休みになりましたが、
前回お話した、バンクーバーマラソンの話で夫婦喧嘩になり、春休みどころではなくなる
「休み始め」でした。
と、言うのも、前回の日記で少し書きましたが、昨年長男が参加したバンクーバーマラソンで、息子は本当に参加賞のバックパックを含むグッズを一切もらえなかったわけで、
それは、なぜかと言うと、
息子はまだ転校したばかりで、実はその頃はあまり英語も上手ではなかったわけですが、
転入早々、仲良くなったお友達に誘われて、じゃぁ、一緒に参加しよう!って話になっていたわけで、
学校では、
「マラファンの参加者で学校申し込みをした人は、いついつ何時にどこどこでバックパックを配布しますので、各々取りに来てください。」
と、校内放送をしたとのことですが、
息子はその時、ちょうどESLのクラスの最中で、ヘッドフォンをつけていたそうで、
その校内放送は全く聞こえなかったらしいんですね。
で、他のお友達は当然毎年の事なので勝手が良く解っている訳で、
みんな、ちゃーーーんとバックパックをもらっていたわけです。
で、私達親もきちんとパンフレットを読むべきだったんですが、
パンフレットはそのお友達のママがコピーしてくれたもので少しかすれていて読みづらく、生命保険の約款の様に文字がものすごく小さくてとても読む気になれるものじゃなかったし、
学校で集団申し込みをしたので何も問題ないと思っていたんです。
で、マラソンは毎年日曜に行われるんですが、
金曜日学校から帰ってきても私もすっかり気づかず、土曜の夜になって
「明日マラソンだけど、長男、あなた、バックパックはもらったの?」
「ううん、何にももらってない」
でも、私達夫婦は能天気に、翌日の大会当日、本部かどこかでもらえるだろう、と思って
そのまま、大会当日を迎えた訳です。
当日どのスタッフに聞いてもそのグッズが入ったバックパックの受け取り先は
「わからない」
で、タイムを計るストップウォッチもそのグッズの中なので手元には無いし、
途方にくれながらももうスタートの時間になり、
とりあえずそのまま走りまして、ゴールでメダルだけはもらえたのですが、
帰宅後、その約款のような細かいパンフレットを読むには、
「グッズの入ったバックパックは大会前日までに必ず手に入れてください。最終はダウンタウンの○○ホテルで夕方7時までの受け取りです。それ以降は受け取れません」
!!!!!!!
翌日学校のオフィスに行き、事情を説明、学校申し込みの場合は学校で受け取るようにと書いてあったので、その旨を言っても
「もう学校には一切バックパックは残っていません。こちらではわかりません。とりあえず、こちらからも大会事務所に連絡しますが、もし手に入ったら連絡します。」
と言ったまま、音沙汰無し。
大会事務所に電話しても
「もう大会は終わってしまったのでわからない。もうスタッフはいません。残っているのは片付けのスタッフだけなのでわからない。わからない。わからない!」
で、そのときの電話応対が旦那曰く、すっごく悪かったそうで、
そのときにもう既に旦那は
「金取るだけ取りやがって!!なんてことだ!せっかくの息子の気持ちも台無しにしたんだ、今後一切こんなイベントには参加させないっ!」
と、激怒していたんですが・・・・。
で、今年になり、長男は又参加したい、そして長女も参加したい、
と、張り切って、
私も、今年は子供達も英語がすっかりわかるし、去年失敗したけど、今年は勝手もわかるし大丈夫!
と思って参加させる手続きを取り始めたんですが、
子供達は最初のミーティングに参加して、一応、マラファンに行きますっ!って言って、
申込用紙をもらってきたんですが、
その日の夜ですよね、
申込用紙に必要事項をすっかり記入して、旦那に、
「マラファンの申し込みをするんだけど、参加費用のチェック(小切手)が必要だから、用意してくれる?(←私は小切手を持っていない)」
ときいたところ、急に大声で激怒し始めまして、
去年の事を大声で話し始め、
「マラソンのマの字も聞きたくない!金輪際一切その話はするなっ!」
あまりの剣幕に双子達は
「ダディがあんなに怒るなら、もう僕達参加しなくて良いよ・・・・」
でも、双子達は言うんですよ、
「大会に参加出来なくても僕達は、毎日の練習には参加するから。それは自分達の意思だから。だから、マーム、お金は良いよ。あんなにダディが怒るんなら、マームと喧嘩するくらいなら、僕達はただ走る練習に参加するだけでいいよ。」
なんだかーーー!!健気に思えて涙が出そうになり、
私は再び旦那に交渉。
もう何から何まですべて私が準備するし、あなたは当日も来なくて良いから子供達の参加したいと言う意思を大切にして欲しい、参加させて欲しい」
と言うと、
「君は僕の話が理解できないのか!好きにしろ!でも僕の前で一切その話はするなっ!」
で、子供達に再び、
「マミーがすべてするから、本当に参加したいのなら参加しても良いよ、どうする?」
と聞くと
「もういいよ。練習だけ走る。だからもう心配しなくて良いよ。」(←小声。本当は参加hしたい)
おーーーっ!
何故旦那は子供の気持ちを汲むことが出来ないんだろうか!!
本当に心の底から悲しくなりましたが、結局参加は断念。
納得いかねーーーなぁっ!
当然の事ながら、翌日から3日程私は旦那とは口を利きませんでしたが。
ま、もともとは学校で申し込みをしたのだから、学校でもらえるはずのバックパック、
学校で申し込みをしたんだから、学校できちんと参加者リストを記録をしてあって、リストが作ってあって、
もらっていない生徒には声をかけるのが当たり前だと思っていたんですが、こちらの常識は日本で生まれ育った私とは違うものでしたーー。
きちんと説明を読まなかった私達が悪かった事は認めますが、
私達が払ったそのお金は、ただただ大会の懐に入っただけだったんですねーーー。
そんなんで、せっかくのマラソン、不参加と相成りました、マル。
母親として、キッツーー。