うちの旦那の仕事は現在「木・金・土」をお休みしてまして、
なので、明日の日曜はお仕事の日。
と、言う事で実際にもうすぐ終わる春休みの間にどこかに出かけようと思うと明日は日曜で旦那は仕事な訳で、今日が最後の日でして、
旦那はどうしても「どこか」に「家族全員で出かけたい」と思ったらしく、
ネットで出かけられそうなところを探し始め、
色々悩んだ挙句、
「POWER HOUSE at Stave Falls」
と言う、BC hydro(ここBC州の電力会社）のダムに隣接する発電所(兼電気館の様な所)に行く事に。
旦那曰く、
「タダ単に遊ぶだけじゃなく、ちゃんとタメになる所に行く」
との事で、
子供達はあまり乗り気ではなく最初は
「僕達留守番してるよ～」
とダレていて、その態度にだんだん旦那が
お怒りモード
になってきたのを子供達が察知して
「さぁ、行こう！！」
との運びとなりました。
しかし、家を出たのがもう３時。
うちの旦那はいつもこうなんですよねーーー。本当にスロースターターなので、母親としてはありがたくないんですけど。
で、旦那が調べるには夕方５時までオープンしているから大丈夫！！
で、私が、
「ネットで調べるなら行き方をちゃんとプリントアウトしてよーー！」
って、行っていたにも関わらずいつも私の言う事を流してきいている旦那は車を出発させてしばらくしてから、
「僕、はっきりとした行き方がわからないんだ。君、カーナビで調べてくれる？」
ったく！！
さっき行ったでしょーーー！！！
なんでプリントアウトしなかったのよーーーー！！(←すっかり忘れてたそうです)
当然車の中で又喧嘩になり、
私も文句を言いながらもカーナビで調べたんですけどどうやっても出てこない。
だって、名称でさえ、ウル覚えなんですよ。
かなりの時間をかけて、しかも思った場所よりかなり遠い、Mission(ミッション)と言う地区の中のStave fallsと言う場所。直線距離でもうちから５０kはありますねーー。
結局ようやく到着したのはしっかり４時を過ぎていて、
受付に行ってチケットを買おうとしたら、
「後１時間も無いけれど、それでも良いですか？」
で、私は１時間あれば十分な場所だと思ったので
「ハイ、良いです。大人２枚と子供３枚お願いしまーす」
と、簡単に答えてチケット代を払おうとしたら、
係りのお姉さんたちがなにやらヒソヒソ話して、
「あなた達の料金を半額にしますね。あと、１時間しかないんですもの」
ありゃりゃーーー、
そうなんですかーー？
でもありがとうございます、やさしいですね、
とっても好意的で、カナダに来て初めてじゃないですか？こんな良いサービスを受けたのは。
とってもとってもいい気分で家族でその「電気館」見たいな所を見始めまして。
うちの旦那は以前電気技師をしていただけあって、
電気に関して興味ありありで、
中には小さい子供も楽しめる発電に関するお試し実験コーナー見たいのもあって、結構楽しめたんですよ。
自転車のペダルをこいで発電させる仕掛けとか、(←旦那がムキになって汗かいてこいでました)
ハンドルをグルグル回して水力発電とか、(↓末娘、必死にハンドルを回す)
↓説明を読まなかった私には何がなんだかよくわからない、なにかのレバーだとか
後昔の人たちが実際に使っていた古～い古～い冷蔵庫や電話、オーブン、洗濯機なんかも展示されていて本当に興味深く、さぁ、これから写真を撮ったりじっくり中を見たりしよう！
と思った矢先に、閉館時間のお知らせがぁぁぁぁぁ・・・
そしたら、なんと、又、さっきまで受付に板お姉さんが来てくれて
「ごめんなさいね、もう閉館なの。もう鍵をかけないといけないんですよ～」
と、申し訳なさそうに話しかけてきて、
「このエレベーターで上に上がるとさっきの受付の前に付きますから、そこで、割引券を差し上げるわ、又ゆっくり来てちょうだいね」
と、受付に行くと、「割引券」があるのかと思ったら自分の名刺の裏に
「次回この人たちには半額の割引を」
と、書いてくれて自分のサインをしてくれました。
そして子供達には子供用のゲームやパズルなどが出来るパンフレットとシールまでくれて、本当に対応が良かったですねーーー。
子供たちも大満足、旦那も満足、
又来ようねーーー。
で、帰り道、小さな川を渡す小さなフェリーに乗って「旅」の気分を味わいながら帰宅しました。このフェリーは「橋」の代わりなのでなんと、タダなんです。約１０台位×３列しか車が乗れません。もちろん徒歩の人も乗船出来ます。今回家は最後から２番目の乗船でした。
こうして我が家の春休みは終わりを迎えましたーー。
