8日土曜から11日火曜までキャンプに行ってきました。
出発当日はなんと朝の5時に出発!
殆どの荷物は前日までに車に詰め込みましたが、
前日に積めなかった食品、冷凍・冷蔵物をクーラーボックスに入れ、
ソレを車に積んで、子供達を起こし、
さぁ、いざ、出発!!
行き先は例年通り、
オカナガン。
ここは、私達夫婦と、私達が紹介して結婚したジョンとHちゃんの4人で、結婚する前に旅行した場所であり、
その後私達は日本に行ってしまったけど、ジョンとHちゃんは
そのオカナガンに毎年毎年必ず行っているんですね。
なので、私達もこちらに移民してきてから、「夏はオカナガンの旅行」は、
必ずはずさずに行くようになりました。
で、途中で休憩も入れたけど、車で走る事、6時間。
緑の多いグレーターバンクーバーを抜けると田園景色が続き、
また暫く行くとだんだん、だんだんと、
砂地のようになり、
こちらの人たちは「砂漠」とか、言っちゃってますが、かなり気温も上がり、バンクーバーとは全く違う気候になります。
ちなみに出発する2週間くらい前は40度を越したそうで。
このオカナガンはとても暑い地帯の上に乾燥が激しく、
毎年のように山火事が起きていて、去年も今年も住民は避難するほど。
去年はかなりの住宅が焼けてしまったそうです。
今年も1ヶ月位前から火事が相次いで起こり、
その地方は火事による煙で空は一面に雲が、そして煙っていてとても臭く、
ハイも降って来て大変!!
と、隣のポーランド人夫婦に言われ、このハイウェイは封鎖されているからこっちを行ったほうが良いとか、色々アドバイスをもらっていたんですね。
隣の夫婦の息子さん達はそのオカナガンで、ワイナリーを営んでいらっしゃるんですけど、
その息子さんがそう言っていたと。
でもでも、
着いてみたらそんなことは無く、夏らしく暑くって、
空は真っ青の快晴で、
到着してすぐにお昼を食べて、
なんと夕方からサイクリングに。
ま、これは今回の旅行の第一目的だったんですけどね、
末娘が心配なサイクリング。
体力の無い末娘、果たして皆について行けるのだろうか。
なにせ、この日の全工程は、11キロ。
昔々列車が走っていたその後をトレイルにしたサイクリングコース。
Myra Canyon と言うところにあるんです。
汽車が走っていたというだけあって、結構がけっぷちだったり、
トンネルあり、鉄橋、いやいや、木で出来てましたけど、橋もあって、
コースはとても楽しいものでした。
ちょっと写真を。
さて、出発地点。この先1キロ毎に表示がありました。
こんなトンネルが2ヶ所ありました。ジョンのワンちゃんも併走。
こんなところを走る時は、ちょっと母としてドキドキ。「左に寄りなさ~いっ!」の連発。
当時使っていた汽車の古い部品もチョロチョロと説明書付きで展示(といって良いのか?)
こんな橋が17箇所。ココから見える景色の木々は以前の山火事で焦げてました。
あちらこちらに同じスタイルの積石が。「ここにいたよ」の、サインだそうです。
以前の火事であちらこちらに爪あとが。いくつかの橋は新たに作り直されていました。
これはRock Ovenといって、ココの工事に携わった人たちが料理用に使ったそうです。
さ、もう一走りっ!がんばろう!
最終地点。みんな、気持ちよく11キロを走りきりました。
末娘も私の心配をよそに、すっごく楽しそうに、そしていつも先頭を切って走りきりました。
この後は車に自転車を積んで、ココから1時間かけてキャンプサイトに戻りました。
あーー、気持ちよかった!