1月に新年の挨拶をして以来、更新が出来ませんでした。
年明けから結構悶々としまして・・・。
去年の夏にこちらに来た両親。
カナダから日本に帰国した直後に父の癌の再発がみつかりまして、
なんと、カナダ滞在中の3ヶ月に末期まで進んでしまいました。
年明け早々に余命宣告を受け、3月に帰国のチケットを予約するも、
「間に合わない」と日本から電話が入り、急遽2月に日本に飛びました。
子供達3人を連れての帰国。双子達はハイスクールを3週間休むことにして。
帰国当日子供を置いて病室に向かうと・・・
そこには今までに見たことの無いほどやせ細った父がベッドの上に。
「帰ってきたよ。子供達も春休みを早めて来たよ~。明日は朝から子供達もつれてくるからね」
その言葉に反応したようで、
翌日訪れた病室の父は前夜とは打って変わって、なんとベッドの上に座れるようになっていて、
孫達(わが子達)の顔を見たら元気が湧いてきたようで、
その日から少しずつ元気になり、退院を楽しみに、
今まで取れなかった食事も取り始め、
ベッドから降りて自力でトイレにも行ったり・・・・。
で、3月に入り自宅介護に切り替えまして、両親、私と子供達、弟と、
今まで老夫婦2人だけで住んでいた一軒家で
3代に渡って家族7人で過ごしました。
いまだに「初孫パワー」って言ってます。
「生きる力」、「生きようとする力」って、すごいんですね。
孫達と一緒に食事をすると言い、自分の足で歩いて食卓に着き、
毎日7人で食事を楽しみました。
日中は子供達が折り始めた折り紙のお魚に、目を書いたり・・・
そんなたわいも無いことを心の底から楽しんで笑って・・・。
3週間が経ち、うちの双子達がカナダに戻る日。
父はちょっと寂しそうでしたね。
双子達も後ろ髪を引かれるように帰りましたが、
その翌日・・・
父は呼吸停止になり救急搬送になりました。
先生方のおかげで呼吸は戻りましたが、その日を境に、日に日に衰弱して行き
3月30日
他界しました。
最後の方は呼吸がつらく、大変な思いをさせてしまいましたが、
酸素吸入をしたり、痰の吸引機を借りたり、
自宅で出来うる限りのことはしたと思います。
これでよかったのか、もっと何か出来たのではないか、
と、考えると自分を責めたり、後悔したりもしましたが・・・
でも海外に移住している人たちの中には親の最期を見とれない人たちもたくさんいます。
その中で、亡くなる前の1ヶ月を一緒に過ごせ、最期を看取れたことは
とても恵まれたことだと思います。
実際私の旦那もお義父さんの最期を看取るどころか葬儀にも参列できなかったし。
そう思うと、父に感謝しなくてはいけないと。
到着してから1ヶ月もの時間の猶予をもらった訳ですから。
こちらに戻って早くも2ヶ月近くが経とうとしています。
まだ立ち直れていなくて、
集中力も無いし、物忘れも激しいし、食事もきちんと作れないし、
気づくと頭が真っ白だったりで
なにもかもが手につかない状態ですが、
いつまでもこんなんじゃいけないですね。
離れたこの地から母の様子も気になります。
でも前に進まなくっちゃ。
次回更新するときは、
以前の「ドタバタマミー」に戻っていられますように。
頑張って復活します!
いつも遊びに来てくださった方々に、
遅くなりましたが、ご報告をさせていただきました。
支離滅裂なご報告になりましたが、これからもよろしくお願いします。
ドタバタマミーこと ぐみより