停留精巣 術後半年の検診
弟くん午前中定期検診に行ってきました。33wの早産で生まれた双子たち。お兄ちゃんは2044g,弟くんは1706gと小さく産まれました。お兄ちゃんの方は肺の発達が未熟で数日呼吸器につながれ、弟くんは停留精巣(左のみ)で定期的にみてもらうことになってました。去年の12月、2歳1ヶ月の時に手術をし、術後1w、2w、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年と定期的にみてもらうことになっており、今日は術後半年の検診でした。今のところ順調でした。次は12月。でももう半年たったとは・・・最近時間の過ぎるのが早い、早い。※停留精巣とは精巣の下降が不十分で、精巣が途中で止まっている状態を停留精巣といい、停留精巣の頻度は生下時3%から4%(低出生体重児では20%)ですが、生後3カ月頃までは精巣の自然下降が期待でき、1歳時には1%程度(低出生体重児では2%)となります。精巣は生後3カ月(出産予定日から3カ月)までは自然下降が期待できますが、1歳を過ぎると自然下降はほとんど期待できません。一方、精巣は高温環境にさらされていると変化が進み、不妊の原因になると考えられていますさらに停留精巣では悪性腫瘍(がん)ができやすい、外傷をうけやすい、精巣捻転をおこしやすいなどとも言われます。以上の理由から、停留精巣に対しては精巣固定術が行われます。