カテゴリ:文化的生活行為
作家丸谷才一は彼のある作品の中で
日本は、贈答文化の国だと指摘している。「女ざかり」というのだったと思う。 香典辞退の告別式ではあったが、 そして、告知も限定的ではあったが、 実は、その後、自宅へのお参りの方々が多くて、(お香典)辞退がうやむやになってしまった。 一方では、暮らしのホメオスタシスの事情もあって、 処理できない用事が山積になる。 結局は、宗教であるか、常識であるか、文化であるか、そのあたり、、定かではないが、 無言の圧力のようなものに押されて、「お約束」みたいなものがあたしに降りかかる。 そんなときに、その枠組みを認識するかしないかは、つまり、捨て置くか、寄り添うかは、結局は、ある意味、計算、になってしまう。 社会的にどう位置すべきかとかそんな感じで。 迷いに迷いしているうちに時間は過ぎる。 暑いし、。 ようやく、そのお香典のお返しの用意が出来て、対処した。 (などと書けば、すごいみたいな印象をお持ちになるかもしれないけれど娘が助けてくれたのです) 手渡し分がどさっと先日届き、配達人ににわかに変身し、そそくさと配りまくったのであります。 河合隼雄先生が何かの本に書いておられた、「気持ちが落ち着く」ってやつです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年07月19日 05時34分43秒
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