テーマ:ブログ20年!(52)
カテゴリ:情報的生活行為
和歌山県内の調査という限定的な数字ではあるが、 22年6-9月に県内の中学英語教員に実施したアンケートでは、 新指導要領に対応した教科書について 「内容が難しくなった」→70% 「盛りだくさんで精選が必要」→64% 「授業しにくくなった」→35% 一方、 「授業しやすくなった」→7% 「内容が易しくなった」→0% となっている。(出典先 朝日新聞3月18日の記事/以下同) 教科書に出てくる単語数について、 「多すぎる」→69% 「適切」→17% 題材・内容については、 「多すぎる」→54% 「適切」→32% となっている。 2013年4月に、(ああ、もう10年以上過ぎているのだ!) 自民党の教育再生実行本部が、グローバル人材育成のために 「結果の平等主義から脱却し、トップを伸ばす戦略的人材育成」 を掲げ、 「高校段階で英検2級以上を全員が達成」 など、非常に高い目標を盛り込んだ提言を提出しました。 とある。 10年前からの指導要領路線変更(結果として難しくなった)をしたころ、 この同じ和歌山県で昨年11月に、 同じ自民党のえらいさんが、多様性を看板としてされた事を、思い出す。 当の本人お一人で、企画されたことと聞くが、 彼は、10年前にはおいくつで、どのようなお立場であったのだろうかと、 思いを馳せた。 高い目標は結構なことだ。 しかし、、 結果は目標とは程遠い。 教えられる生徒の方は、、これは全国の学力調査。 英語4技能の平均正答率は、前回2019年度から 「聞く」68.3%→52.3% 「読む」56.2%→51.7% 「書く」46.4%→24.1% 「話す」30.8%→12.4% と、軒並み下がる。 書く、話すは、バッサリ半減である。 この記事のシリーズでは、別の記事になるが、もっと 衝撃的な数字が並んでいる。 指導要領の改訂はほぼ10年に一度だそうで、、。 関係各位の奮起を切望いたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月24日 06時55分22秒
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