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日本の「運命」について語ろう (幻冬舎文庫) [ 浅田次郎 ] 【中古】 日本の「運命」について語ろう / 浅田 次郎 / 幻冬舎 [単行本]【メール便送料無料】【最短翌日配達対応】 借りてきたのは後者の方。読了。 版を重ねているようだ。 対談本か?と思って引いたが、講演録だった。でもストーリーテラーの功者である。 本の途中から、ひょっとしてこれは、、講演をまとめたものか?と思ったけど おそらくまとめる、、なんてすごい労作じゃないの? 一体どんな風に編んでいかれたのだろう、、 などと、思いながらの読み進み、結局かなり速く、一気に読んでしまった。 で、あとがき。 (ピックアップして以下引用) 書くことと語ること、としている。 ・本書は私の講演録である。 ・声ではなく文字として読んでいただきたかったからである。 ・したがって本音は、小説の読者の方々にとっては著者自身の作品解題であり、未読の方にとってはガイド・ブックにもなりうるはずである。 ・書こうが語ろうが、読者にとっては同じ私の文章なのである。そう思えば無謀な企みであったかもしれぬ。 ・かく言う私は、眠っているか読み書きをしている以外の時間はたいがいしゃべっているので、講演はまったく苦にならない。 ・講演会は物語の普遍性を鍛錬する場所でもある。 平成26年(が初版?)とあるので、 この本は、2014年に出た。10年前である。そうか、。10年前か・・。 250年以上も、戦争をしなかった江戸時代と言う世界でもまれな政治体制が、 明治維新と言う歴史の転換点を経て、現在の日本になっている。 あたしも、この近代史には興味があるので、勉強になったし、 なるほどザ・江戸時代、ってわけ。 その経緯について、知見を新たにすると、また新しい観点が発見され、 面白いと思った。 多様性バカ 矛盾と偽善が蔓延する日本への警告 (扶桑社新書) [ 池田清彦 ] と併読である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年11月14日 05時54分01秒
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