３姉妹の母

２回目の自転車練習。
この間はなんとなーく…だったけど、今日は完璧！
出足から好調！
が、なにかが気にいらない様子。
なんだろう・・・
だんにゃとのやりとりを遠巻きに観察する私。

数分後、発見！
ペダルに足を掛ける娘のタイミングと、だんにゃの｢せーの」という掛け声が全く合ってない！
｢ちょっと待って！」
とだんにゃを呼び止め｢『せーの』はいらないみたいよ｣と伝えると、｢なんで？｣とちょっと不機嫌に。
しぶしぶ納得をし、掛け声を止める。
漕ぎ出しが快調に！
よかったよかった

と思ったのもつかの間。
また娘が不機嫌ぽい。
「いいか　よく見てろよ」
小さな自転車にだんにゃがまたがる。
娘は私のところへ…
「あのね、よく分からないの…｣
小さな声で、ちょっとブータレてそういう。
だんにゃは『自転車は左側通行』『ブレーキを掛けてから足を付く』と言いたいらしいのだが、それが上手に伝わらず、イライラしている。
「分かった！パパの後をおいかけてごらん！」
今まで自転車の後ろを追い掛けていただんにゃを後ろ向きに走らせ、追いかけさせる。

しばらくすると、ある程度ではあるが自転車を自由に操っている。
「あんまりガチャガチャ言っても分からないって。転んでこぎ方覚えて、親が見せてルールを覚える。」
「でもさぁ、ついつい言っちゃうんだよね。」
そんな事を言っていると仕事を終えた爺が帰宅。
「乗れるのか？」
そう言いながら一緒に遊びだす。
疲れただんにゃは少し休憩！
じゃあお茶でも飲みますか。
２人でホット一息ついてると「もうやだぁ！」
と娘の怒った声。
なんだ？
「ひとりで乗れるのに、じいちゃんが離してくれないし、こっちに行きたかったのに違う方に引っ張るんだよ」
困り顔の爺…孫にここまで怒られるとは思ってもなかったようで、しょぼんとしてました。
強くなったなぁ・・・

次に自転車に乗る時はもう少しスイスイっと…行けると良いね。