ちゃりメラマンの画像展示館・ブログ別館

　出世できないことを指して『うだつのあがらない』という表現を使うことがありますが、
この『うだつ』がある町並みが今でも見られるのが美馬市脇町の重要伝統的建造物群保存地区・うだつの町並みです。
といっても、私もうだつというものが建物の一部であることをつい最近知りました。
今回の四国出張で時間をつくっていこうと考えていた第一候補でした。

『うだつ』とは、建物の両端にしっくい塗りのちいさな屋根を模したもので、
これを作るのには多額の費用が必要だったため、出世の象徴として見られたことから
『うだつのあがらない』という言葉が作られたそうです。
それにしてもこの日は暑かった・・・うだつのあがらないというより、
うだるような暑さが地面からモウモウと上がってきました。
最寄り駅のJR徳島線・穴吹駅から徒歩という選択肢を選んだことでかなりヤバいことに・・・
バスも通っていないし、駅まで歩けるか、と思っていたときに
たまたま目の前でタクシーを降りる人を発見！そのまま乗せてもらいました。
でも駅までは行かずに、駅前から吉野川を横断する歩行者専用のふれあい橋の袂で降ろしてもらいました。
その理由は、車が通れないので、駅まで乗ってしまうと遠回りになってしまうこと、
そしてこの歩行者専用橋は渡っていると良い風が川から吹き上げてきてとても気持ち良いから。
結構お勧めです。