ちゃりメラマンの画像展示館・ブログ別館

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なんで地獄絵図のような風景に変わってしまったのか・・・
カメラを持って、奥尻島や震災直後の神戸、
噴火中の雲仙普賢岳を自転車で回った私でも
テレビに映る三陸の風景は、
本当に三陸の集落風景なのかと疑いたくなる光景ばかりです。
なぜかというと、被害が特にひどかった三陸南部は
ほとんどくまなく自転車で旅しており、
テレビで言われる集落の名前を聞くと、
どんなところか頭に浮かぶのですが、
映っている風景は私の知っている集落の風景とは
似ても似つかない地獄絵図しか出てこない。
こんなことが、この日本にあるなんて、いまだに信じられない。

画像は、自転車で旅していたころは三陸町でしたが、
今は大船渡市となっている旧・三陸町越喜来湾沿いの集落と
同じく旧・三陸町吉浜の集落を高台の国道から撮ったものです。
もともとこの周辺の集落は、旧・田老町の集落を筆頭に
かなり津波には備えをしていた集落だったのですが、
それらがまったく役に立たなかったなんて・・・

自然は本当に美しく、そして恐ろしいほどの力を持っているものです・・・

とにかく、一人でも多くの命が助かり、
そしてつらいけど生きるための力を捨てないでほしいと思います。